「Education」カテゴリーアーカイブ

公開DNS

Domain Name System(ドメイン ネーム システム、DNS)とは、人間にとって覚え易い名前を機械にとってわかりやすい数字に変換してくれるシステムだ。この機能を持つ機器をDNSサーバという。逆変換も行う。だからこの機械(サーバ)にexample.comのip address は?と聞くと123.123.123.123 と返事がくる。逆にip address で聞くとドメインネームであるexample.comを返してくれる。

わからないと、自動的により上のDNSサーバに聞きに行って返事をくれる。そこでもわからないとさらに上のサーバに聞きに行く。上のサーバとはm の場合はabc.example.comのDNSサーバで、さらに上はexample.comのDNSサーバ、そこでもわからないとac.jp のDNSサーバ、さらに上はjpのDNSサーバということになる。その上は?というと世界中に13台ある。13台といっても論理的にだ。管理しているのはほとんどが米国、スウェーデンとオランダと日本に1台ずつだ。

クライアント(あんたのことだ)がこのページを読みに行きたくてURLをブラウザで入力するとまず一番近いすぐ上のDNSサーバにip address を聞きに行く。ここに登録されているのは、あなたの所属するネットのDNSサーバで、ここに登録されていないと、その上のサーバに、そこでもわからないとさらに上のDNSサーバにと聞きに行く訳だ。それぞれのDNSサーバは自分の範囲のドメインネームは必ず登録してある。mの場合はabc.example.comのDNSサーバに登録してあるのだ。でわからないときは最上位のDNSサーバに聞く訳で、最上位のDNSサーバは jp だったらjpのDNSサーバに、そして jp のサーバはcom だったら comのDNSサーバに、さらにexammple.com だったらexample.comに、そしてdef.example.comだったらdef.example.comのDNSサーバに聞きに行き、そこでabc.def.example.com のip address は123.123.123.123 だとわかる訳だ。

このようなTree構造になっているので、最上位のDNSサーバをルートサーバ(根っこのサーバ)というわけだ。

だれがどう考えたって、何億とあるユーザからの問い合わせがルートサーバに行ったら大変だ。たいてい、途中のサーバが、これまで問い合わせのあったドメインネームを一時的に記憶している。だからルートサーバまで問い合わせることはほとんどないだろうけどそれでも全世界をカバーするのでルートサーバの負荷は大きい。

もしドメインネームとip address の対応を変更すると、途中のDNSサーバに記憶されている昔の名前がなくならない限り最新の情報が返ってこない。しばらく時間がたって記憶が更新されないと遠方からの問い合わせに昔の名前が返って来て接続できないことになる。めったに変更できないわけだ。

スマホを買って新しく契約したとき、電話番号が誰かが使っていたものだと、その誰かの知り合いから電話がくることになる。その知り合いの電場番号簿が更新されないかぎり間違い電話になるわけだ。これと同じだ。

管理者の携帯の場合、もらった電話番号の以前の持ち主は、その筋の人から借金をした人だったらしく、怖いお兄さんから「借金を何時返す?」という脅しの電話が何回かあった。楽しんだよ。

閑話休題。で、DNSに話をもどすとユーザからの問い合わせが殺到したら返事に時間がかかる。しかし、自分の所属するネットのDNSサーバに問い合わするのが普通だ。そのDNSサーバはそのカバーする範囲からの問い合わせにしか答えないのが普通だ。よそからの問い合わせに答えていられないからな。とすると、自分が使っているDNSサーバの能力が低くてすぐ過負荷になると、URL  を入力しても、なかなかページがでてこない。だからといって自由に使えるDNSサーバなどめったにないからしょうがない。ところがGoogle が提供しているようで

8.8.8.8

8.8.4.4

というip address のDNSサーバは誰でも使っていい。あっちの大学はネットが遅いので、このgoogle提供のDNSサーバに変更してみた。問題ない。ちと早くなったかもね。

混乱に拍車をかける

2ついっぺんにやったら混乱した。その反省を踏まえてやったのが3ついっぺんにだって。

何を考えているんだろうね。日光の猿軍団はすぐ反省するけどね。演技だけど。

誰が考えたって、どんな理由があるにしろ、能力がないのだから次からは一つずつでしょ。

具体的な事はここに書けないけど….

むかつく

言い出しっぺは管理者だったのだ。そしたら、他の人からも「それだったら私たちも要求がある」ということになった。ここまではいいよ。しかし、管理者等の人数が少ないので、管理者の要求の優先順位が下の方に押しやられ、結局、要望に掲載されないことになってしまった。

いままで何もしてこなかったくせに、管理者が言い出したら、それに便乗しやがって、くそ!!

これって、むかつくよなぁ。

具体的な事はここに書けないけど….

 

もう二度と生理学実習なんかやるもんか

生理学実習のアンケートをとってみた。期末試験のときに実施したから、回収率は A学科100% (97/97名)、B学科93%(63/68名)と各学科の1年生全体の意見を反映していると結論できる。

「もう生理学実習は二度とやりたくない」という質問に対する答えは;

A学科:20140203PTEndTerm_Lab_Survay 

B学科:20140203OTEndTerm_Lab_Survay

であった。さて青と緑の、もうやりたくないという学生の比率がかなり異なる。一方は 1/4 の学生が、他方は半分以上だ。つらい目にあったのがB学科だ。

「レポートを書くのがつらかった?」という質問に対する答えはA学科は90%が、B学科は87%が Yes と答えている。差がないというべきだろう。

実習内容と実習書は全く同一。A学科のほうが人数が多いので1班あたりの人数がB学科より多いことがあった、同じ実習室で実施するので空間の余裕はA 学科のほうがない=つまり悪い環境だった。

実習中の教員はA学科が管理者とN先生とTAのK君。B学科は半分のクラスが中年Hと管理者とN先生とTAのK君で、のこり半分のクラスが中年HとTAのK君で管理者とN先生は一部のみ(会議があるので途中まで)。

レポートの採点はA学科が管理者とN先生が、B学科は中年H。

つまりB学科は中年Hの影響がより多く反映していると考えていい。

ということは、生理学実習をもう二度とやるもんかという学生がB学科に多い原因は、おのずから…..

 

エクセルのグラフの色の順番を変更する

エクセルでグラフ、たとえば円グラフを作成するとき、デフォルトの色の順番が気に入らない。

アンケートは大抵、「はい」「どちらかというとはい」「どちらともいえない」「どちらかというといいえ」「いいえ」とか5段階の選択肢がある。このとき 「はい」から「いいえ」の色を虹に揃えて赤橙黄緑青にするとか、あるいは逆にと青緑黄橙赤なんかの順がいいのではないかというわけだ。

Mac の Excel 2011  の話だ。

第一の問題は、MacではデフォルトでLibraryフォルダが見えない。そこで、各ユーザのライブラリフォルダを可視化しないと以下の操作が難しい。

ターミナルを起動し

chflags nohidden ~/Library

を実行する。

リボンの「ホーム」のタグで右端に「テーマ」がある。右のタイルのアイコン20140131excel_themeから好きな配色を選ぶ。

しかし、好きな配色はないだろう。

Powerpoint を起動する。リボンの「テーマ」を選び、右のほうの「テーマオプション」から「配色」をクリックする。

20140131Powerpoint_theme

 

一番下に「新しい配色パターンの作成…」があるのでクリックする。

20140131Powerpoint_theme-2

 

アクセント1〜6の色を「色の変更」から変更する。名前を付けて保存すると「テーマオプション」の「ユーザ定義」に現れるようになる。

このユーザ定義ファイルは /ユーザ/[ユーザ名]/Library/Application Support/Microsoft/Office/ユーザテンプレート/個人テーマ/Theme Colors/ に .xml という拡張子が付いたファイルである。ものすごく深い所にある。この拡張子のファイルはExcel でそのまま使えない。

Powerpoint で配色を今作ったユーザ定義にして、テーマの保存をクリックする。

保存先を聞いてくるが、デフォルトの拡張子は.thmx になっている。なってなければフォーマットからスライドテーマ(.thmx)にして保存する。

Excel に戻って、リボンの「ホーム」「テーマ」の「テーマ」のプルダウンメニューから「テーマの参照」を選び、先ほど保存した.thmx ファイルを指定する。グラフの色の順番はアクセント1〜6の順になるだろう。

一度、参照ファイルを指定すると、今度はユーザ定義にそのファイル名の設定が出現するので次回からは、いちいち参照ファイルを探す必要がなくなる。

しかし、面倒だな。

ユーザテンプレートのフォルダのエイリアスを作ってデスクトップに置けばアクセスが早くなる。

 

 

酸化ヘモグロビン

理学療法・作業療法の第47回国家試験から午前 65問

呼吸生理について誤っているのはどれか。
1.強い不安があると呼吸は促進される。
2.O2 の運搬は酸化ヘモグロビンが行う。
3.嚥下反射が起こると呼吸が一時停止する。
4.血中 CO2 分圧が増加すると呼吸が抑制される。
5.呼吸中枢は吸息中枢と呼息中枢とに分かれている。

厚労省の正解は2と4、つまり選択肢2と4は誤った文であるとしている。

選択肢1:運動したわけではないのに、強いストレス下にあると心拍数は増え、呼吸運動が盛んになるのは経験したことがあるだろ。好きな異性(人によっては同性でもあるかもしれない)の前では、心臓がバクバク、呼吸が荒くなるだろ?これだって一種のストレスだからな。この問題の解説ではないが、同様の問題が民間業者の模試で出ていて、その解説に「交感神経活動の増加をもたらし、これが呼吸中枢に作用して呼吸運動が盛んになる」とあった。大きなひどい最低の間違いである。交感神経は末梢神経で、中枢神経系に直接作用することはない。呼吸中枢のある延髄内に交感神経が伸びて行く絵なんかみたことないだろ。ストレスが視床下部を介して呼吸中枢と交感神経に作用して呼吸運動を促進し、交感神経活動を増やすのだ。交感神経→呼吸中枢という直列関係にはない。ストレス→呼吸中枢、ストレス→交感神経系という並列関係なのだ。

選択肢2:この選択肢は問題だ。酸化ヘモグロビンとはメトヘモグロビン(methemoglobin)のことである。酸化ヘモグロビンは通常赤血球内にあっても総ヘモグロビンの1〜2%でほとんど無視できる量である。酸化ヘモグロビンは酸素と結合する能力はない。だから誤った文であるということになる。しかし体内にほとんどない物質を選択肢に挙げるというのはおかしい。病気でメトヘモグロビンが多い場合があるが、この場合は正常なヒトを前提としているのが明らかだ。「O2 の運搬は酸化プルトニウムが行う」といっているのに等しい。引っかけ問題だとしたら尚悪い。悪意のある問題と言える。

ヘモグロビンが酸素を運搬する。これはだれもが正しいと認める文章だ。酸素と結合したヘモグロビンは酸素化ヘモグロビン(オキシヘモグロビン oxyhemoglobulin)という。なぜ酸素化という言葉を使うかというと、酸素との結合が共有結合でないからである。水素が酸素と結合して水ができる。このとき大きなエネルギーが出る、だから水素ガスは空気中の酸素と結合して爆発するという危険物質なのだ。炭素が酸素と結合して二酸化炭素になるときも同じだ。熱と光という形でエネルギーが放出される。これか酸化だ。逆に水や二酸化炭素から酸素を取り出す(還元)ためにはエネルギーが必要となる。水を分解し水素ガスと酸素ガスをつくりだすためには電気分解を使う。つまり電力というエネルギーが必要となる。つまり酸化とは酸素とほかの分子とで共有結合を作ることで、この結合はしっかりしていて、なかなか切断できない。

これに対して酸素と結合したヘモグロビンは、pH(水素イオン濃度)が下がる(酸性に傾く)、周囲に二酸化炭素が多い、温度が高くなるなどのわずかな変化で容易に酸素を放出する。酸素はヘモグロビン分子にちょいと腰掛けているような状況なので酸素分子はすぐ飛び出しちゃう。共有結合ではないのだ。だから酸化ではなく酸素化ヘモグロビンというのだ。酸素と結合していないヘモグロビンは、脱酸素化ヘモグロビン(デオキシヘモグロビンdeoxyhemoglobin)という。酸素との結合を問題とする記述の時使われる。ヘモグロビンに等しい。

しかし、教科書やネットの情報ではこれが混乱している。酸素化ヘモグロビンを酸化ヘモグロビンとしている教科書がある。だから選択肢として不適切だと思えるのだ。トートラ人体解剖学生理学原著7版は酸化ヘモグロビンとしている。トートラ人体の構造と機能第4版は両方が併記されている。大抵の教科書は酸素化ヘモグロビンあるいは混乱を防ぐためオキシヘモグロビンとカタカナ表記だ。

管理者は、この問題を作った人を疑っているのだ。国試には結構おかしな問題がある。毎年、不適当な問題が必ずと言っていい程ある。

作問者の頭には「O2 の運搬は酸素化ヘモグロビンが行う。」という問題だったのではないかと管理者は疑うわけだ。もしこのような選択肢だったとしても、問題だ。

ガス販売会社がお得意様に酸素ガスをボンベに詰めて、配達するとしてみよう。バイクを使うとボンベは1本しか配達できない。このような状況では、「酸素の運搬はバイクが行う」という文は正しいだろう。しかし「酸素の運搬は酸素化バイクが行う」だと、ちとわからない。正しい文かもしれない。事実、酸素化バイクが酸素ボンベを配達しているからな。酸素化バイクはさらにもう1本の酸素ボンベを運ぶことができないので、もう運べないので誤った文かもしれない。

問題は、ヘモグロビン分子は4分子の酸素を運ぶことができることにある。ヘモグロビンには酸素が結合していない。酸素化ヘモグロビンの定義に酸素分子の数は含まれていない。1分子のヘモグロビンは1〜4分子の酸素を運べるのだ。

ガス販売会社が配達に軽トラックを使っているとし、この軽トラックには4本まで酸素ボンベを積むことができるとする。このとき「O2 の運搬は酸素化軽トラックが行う」という文があったときこの文は正しいかどうかわからない。1本の酸素ボンベを積んだ軽トラックも4本の酸素ボンベを積んだトラックも酸素化軽トラックなのだ。つまり「酸素の運搬は軽トラックが行う」は正しいが、「酸素の運搬は酸素化軽トラックが行う」は、酸素ボンベ1〜3本積んだ軽トラックはさらに酸素ボンベを積み込む事ができるから正しいだろう。4本のボンベを積んだ軽トラックはさらに酸素を運ぶことはできないから誤りかもしれない。どちらにしろ酸素化トラックは1〜4本の酸素ボンベを配達するのだから正しいとも言える。

つまり、酸素を4分子持った酸素化ヘモグロビンは酸素をさらに運ぶ事はできないが、1〜3分子を持った酸素化ヘモグロビンはさらに酸素を運ぶ事ができるのだ。

だから選択肢がもし「O2 の運搬は酸素化ヘモグロビンが行う。」となっていたら正しい文が誤った文なのかわからない。

選択肢3:あたりまえだろ。嚥下しているときに呼吸運動も生じたら、食物が気管に入っちゃう。誤嚥ということだ。嚥下反射は同時に呼吸中枢に作用して呼吸運動を一時停止させる。その神経回路はいまだ明らかにされていないが、常識で考えたら正しい文であることはわかるはずだ。高齢者ではこの呼吸中枢と嚥下反射の連携がうまくいかないので誤嚥が生じうるのだろう。あるいは中枢での連携は問題ないが、咽頭や喉頭の筋群の収縮・弛緩がうまくいかなくなっているのだろう。後者の方だろうな。

選択肢4:呼吸運動が何のために行われるかがわかっていれば、簡単な問題だ。受験生をバカにした問題だと言える。「呼吸運動に最も影響を与える血液ガス成分は二酸化炭素である。酸素ではない。」というのは、管理者の1年次の講義で何回も言った。管理者の講義を聞いていたら容易に解ける問題だ。

選択肢5:こいつも問題だ。古い教科書には「呼吸中枢は吸息中枢と呼息中枢」の2つから成ると書いてあるだろう。しかし、最近の教科書には書いてないはず。呼吸運動は吸息運動と呼息運動がシーソーのように交代している。だからそれぞれを仕切る中枢があると理解し易い。理解し易いということと実態とは必ずしも一致しない。延髄の単一ニューロンレベルでみると、確かに吸息時にのみ活動するニューロン、呼息時にのみ活動するニューロンがそれぞれ延髄内で少し場所を変えてそれぞれグループを成している。だらからといって、それぞれが吸息中枢と呼息中枢であるということはできない。吸息が開始するメカニズムと呼息が開始するメカニズムは異なり、それぞれが独立しているわけではない。吸息から呼息へスイッチするニューロンもあるらしい。この辺りのメカニズムは近年、解析が進んでいる。その結果として吸息中枢、呼息中枢という2つの中枢の相互作用で呼吸運動が決まるという概念はなくなりつつあり、吸息ニューロンと呼息ニューロンが互いに相互抑制で結合していることが呼吸運動がシーソーのように行ったり来たりするメカニズムの一端であるという考えかたになりつつある。まだ教科書にわかり易く掲載するところまで研究が進んでいないので、最近の教科書では延髄に呼吸中枢があるとだけ記載されているのだ。つまり延髄さえ問題なければ呼吸運動を持続することができるからだ。だから、選択肢の「分かれている」というのは正しいと言えば正しいがまだ解決されていないので選択肢としてふさわしくないのだ。作問者は高齢者なので古い概念がまだ頭の中に残っているのだ。勉強していないからな。

キャンパス・ショップは大忙し

試験週間というものが設定されている。つまり通常の講義が終わった翌週の1週間は試験の日程なのだ。試験週間中は、キャンパス・ショップが大忙しなのだ。何故かというと、大学構内にある学生が使えるコピー機(有料)がある唯一の場所だからだ。最も近いコンビニは大学の敷地外にあって500 mくらい離れている。

過去問のコピーに大忙しなのだ。列をなしていて、一人が何枚もコピーする。

しかし、試験前日に過去問をコピーして間に合うのか?

科目毎に過去問をコピーして売る奴がいてもおかしくないな。勿論、正解付きだが、本当に正解なのか保障がない。

Mailman での文字化け

メーリングリストで配信している人が、文字化けになった。どうしたらいい?と言って来た。

管理者はそんなことがない。環境を聞いてみた。

エクセルでデータベースを作り、これからワードに張り付け加工して、Mail.app に貼付けて送信する。いつも、2通送信するのだが、最初のメールは「問題」のメールなので貼り付けた文書からメールソフト上で「正解と解説」部分を削除する。次のメールは「問題、正解、解説」をワードから貼付けたままのものである。後者で文字化けになる。

受け取ったメールのソースを見ると、文字化けしないメールは;

Content-Type: text/plain; charset=”iso-2022-jp”
Content-Transfer-Encoding: 7bit

文字化けしたメールは;

Content-Type: multipart/mixed; boundary=”===============4244929076788084327==”

–===============4244929076788084327== (本文の部分)
Content-Type: text/plain; charset=”iso-2022-jp”

–===============4244929076788084327== (フッターの部分)
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=”iso-2022-jp”
Content-Transfer-Encoding: 7bit
–===============4244929076788084327==–

となる。つまり、メールの本文の部分と、Mailman が付けるフッターの部分2つにわけて送信されている。なおかつ本文の最後にフッターが挿入されていて、さらにフッターがあるのだ。
本文のエンコードでContent-Transfer-Encoding: 7bitが抜けている。メールは本来7 bitなので無くても良いはずだが。Apple のMail.app はUTF-8 を使っている。これでMailman に送付したとき、どこがiso-2022-jpに変換するのだろ?Mail.app で標準テキストというのはいわゆるplaine text なんだろうか?もう一つのはリッチテキストだ。HTML形式は送付できないのだろうか?リッチテキスト=HTMLらしい。ワードでのリッチテキストと違うのか?

受信者がパソコンだと、大抵のメールソフトには文字エンコーディングを選択できるので、たいてい読むことができるが、受信者のほとんど全部が携帯で受信している。携帯で変換ができるかどうかわからない。本文の部分が添付書類になってしまったりする。

同じ事を毎週行うのだが、めったにこのようなことは生じない。操作方法は同じだという。

原因は、コピペしたとき、画面には出てこない何かのコードをたまたま含んでしまったためではないかと推測した。そのコードは「正解と解説」の部分にあったので、これを削除した場合は問題なく送付したのだ。

違うかな? 再現性があまりないので、追求するのは止めた。自分のPCだったらやってみるが、人のPCで何回もやるのは時間の無駄だ。

そこで、ワードを使うのは止め、エクセルからテキスト・エディタにコピペして、エディタからメールへコピペすることを勧めた。単純なテキスト・エディタだと、Microsoftがエクセルやワードに埋め込んであるコードを全部取り除いてくれるからな。

センセ、いくつ?

学生 「センセ、いくつ?うちのおじいちゃん62なんだよね。同じくらいなのかなぁ?」

管理者「そんな、毎年変わるもの、いちいち憶えていられるか。」

学生 「先生、それ あぶないよ。認知症の一歩手前だよ。」

管理者「(o_□_)oドテッ」

詐欺メール

一時、「アフリカの某政情不安定国の高官が不正に溜め込めた資金を移すのであなたの銀行口座を教えてくれ。教えてくれれば資金の50%を提供する」というような詐欺メールが来ていた。あるいは「このドル紙幣は真っ黒になっているが、本物で、この液体に浸すと元に戻る。至急、運びたいので手伝ってくれ」とかだ。

先日来た詐欺メールはドル紙幣が詰まった箱の写真付きだ。

20140127MONEY_BOX

Attention :Foreign Beneficiaries

Please indicate if you have receive your compensatory funds the total sum of (4,400,000.00).

The council of the West African states (ECOWAS) under the African Union (AU) United nations compensation commission , in conjugation with American government has instructed the nigeria government have responded immediately to the complain of all Foreign Beneficiaries, contract payment schemes, Next of kin / inheritance claims, lottery and fake game wins and all the fraudulent acts perpetrated upon you by its citizens.

We have tried all our possible ways and means to contact you but it failed and A total of $4,400,000.00 {four Million Four Hundred Thousand US Dollars) has been allocated to you by the panel as compensation for your trauma, delay and losses.

Note that you can visit this link (http://www.XXXX.ch/status.htm) to see the the data of all compensatory funds paid to individual via this means . WRITE BACK FOR CLAIMS

Also attached is the box containing your funds.

Best Regards,
The Ministry of Foreign Affairs
Prof. Viola Adaku Onwuliri
Ministry of Foreign Affairs
Address: Tafawa Balewa House, Federal Secretariat,
Central District, Abuja, FCT.

翻訳すると;
注意:外国の受益者殿

補償の資金総計(4,400,000.00ドル)を受け取る銀行口座名を教えてください。

アフリカ連合(AU)国連補償委員会の下の西アフリカの州(ECOWAS)会議は、アメリカ政府とともに、ナイジェリア政府に対しすべての外国の受益者の要求に直ちに対応することを命じました。これれには支払い計画、近親者のよる要求、宝くじ、および偽のゲームの勝者、ニカラグア市民によってなされたすべてのあなたに対する不正行為も含みます。

私たちは、あなたと連絡をとる可能な手段をすべて試みましがうまくいっていません。4,400,000.00ドルはあなたの損失に対する補償として配分されましたが、このままでは支払いが遅れる、また消失する恐れがあります。

このリンク(http://www.XXXX.ch/status.htm)に訪れれば、個人に払われたすべての補償の資金のデータがわかります。

添付はあなたへの資金が入っている箱です。

敬具、
外務省
ビオラ・アダク・オンウリリ教授
外務省
アドレス:タファワ・バレワ・ハウス、連邦事務局、中心地区、アブジャ、FCT

というようなことだろう。稚拙な英語でよくわからん。リンク先は、あやまってクリックするやつがいるからXに書き換えてある

ま、このブログを読む方にはこんなわけの分からん詐欺メールはこないだろうし、来ても意味がわからないから何もしないだろう。でも、わからないからと言って、リンク先をクリックすると、外国から迷惑メールが山のようにくるだろう。

管理者のメールアドレスはインターネットが普及する前の頃から変えてないし、変えられないのでこんなメールが来る。インターネットが普及する前は、迷惑メールなんて誰も予想してなかったからな。メールでの情報交換なんて本当の知人、物好きな知人に限られていたからな。メールが普及してきたころ、投稿論文にはメールアドレスが必要で、印刷された論文に堂々とメールアドレスが書いてあるから、誰でもメールアドレスの収集ができたわけだ。

試験:提出順番と成績

期末試験のシーズンだ。管理者が担当している科目の試験は100問出す。マークシートで5肢選択だ。100人近くの受講生がいるから記述式にしたいが無理だ。採点が不公平になる可能性があるし、時間的につらいからな。報告の締め切りもあるからな。管理者が学生の頃は、教員が成績報告するのは、卒業予定生でないかぎり、いい加減だった。次年度に繰り越すずぼらな教員がいくらでもいた。今は、ネット経由で学生が知る事ができるのが普通で、再試験の制度を大学が整えているので、一律、すぐに報告しないといけない。

試験時間は60分で、30分経過したら提出して退室してよいことにしている。早い学生で30分後、最後の学生は締め切り5秒前に提出した。

提出順序と採点結果の相関を調べてみた。

20140123order-point_corelation

相関はないな。近似曲線が〜のような形になるようにも見えるが、なったとしても相関はないだろ。もし 〜 という形だったら、成績が悪い奴は2グループに分かれる。さっさと、やる事だけは早いが、いい加減で、あきらめてすぐ提出して出ていっちゃうグループと、仕事が遅く粘りもないグループ。成績の良いグループも2つに分けられ、仕事の早さは早いわけではないが、しっかり回答したので、時間いっぱい使わず出て行くのと、仕事の早さに関係なく最後まで念入りにチェックしたグループだ。

仕事が早く、結果も良いというのが理想だが、そんなのは望むべくも無い。最後まで念入りにやるのが好ましいだろ。管理者は粗忽だから一番最初のグループに属するな、きっと。仕事が遅くて結果も悪いというのが最悪だ。

平均点を70点くらいにするようにしないと、60点未満は不可という大学の規則に合致する学生が山ほどでてくる。100名近い数だと、得点分布は正規分布になならず、必ず低いほうに尾を引く。この尾の部分は再試験となるわけだ。十数名がこの範囲に入るのが普通だろ。

winmail.dat を開く方法/winmail.dat にしない方法

Windows の Outlook を使って添付書類を送付するとしばしばwinmail.dat というファイルになってしまう。

再度、送付しろとかいっても、送付するほうに認識がないから面倒だ。送付する方は自分の所では問題がないから、受け取る方が悪いと思う。だから、再送付を依頼するのも、説明するのもいやだ。

Macユーザ

MacユーザはTNEF’s Enoughを使う。ダウンロードして解凍されたアプリ20140117TNEFS_Enoughに添付されたwinmail.datファイルをドラッグ・ドロップすると

20140117TNEFS_Enough-2

 

とUntitled Attachment ができるから、これをデスクトップなり適当なフォルダに移動させる。ダブルクリックすると出力先を聞いてくる。ドラッグ・ドロップしてもいい。

ファイル名や拡張子がないが、ファイルをダブルクリックすると開くことのできるアプリケーションが立ち上がって開くであろう。欠点は、ファイルの種類がわからないこと、本来のファイル名がわからないことである。しかし使える。

Thuderbird をメーラーとしているのなら。アドオンの LookOut をインストールしたらいい。これはwinmail.datを自動的に分解/解凍してくれる。何の操作も必要ない。もとのファイル名や拡張子がわかる。これが一番楽だ。

20140117TNEFS_Enough-3

 

Gmail のアカウントがあったら、そっちに転送してGmail で読む手もある。

Windowsユーザ

Winmail Opener を使う。こいつをインストールするとデスクトップに20140117winmail_opnerというショートカットができるから、ここにwimmail.datという白紙アイコンをドラッグ・ドロップする。

20140117winmailopner-2

 

添付ファイルが解凍されているから、どっかに別途ドラッグ・ドロップで保存すればいい。

 

winmail.dat にしない方法

Outlook を止める。これが一番いい方法だ。Thunderbird に乗り換えるのだ。

どうしてもOutlook を使いたかったら、「初心者でもわかる! Outlook 添付ファイルのトラブル対処法 : 送信トラブル 4」を読め。あとは知らん。Outlookなんか使ってないからな。

あるいは「Outlook を使用して送信された電子メールに Winmail.dat 添付ファイルが含まれている」を参照してちょうだい。

Outlook 2007 および 2010ユーザなら「Outlook 2007 および 2010 でメールを送信すると、受信者側に Winmail.dat というファイルが添付される」をよんでregistryを変更すればいい。

Outlook しかメーラーが無いというMicrosoft の態度が嫌いだ。

 

 

 

あけおめ、ことよろ

新年になって、今年の抱負など書きたいのだか、何もない。どうしよ?

昨年11月にLet’s Note がこけちゃって、講義、実習に使っているマシンなので困り、Sony VAIO PRO 11を購入してしまった。Let’s Note の方は多分修理して使えると思う。ちゃんと起動することがあるからだ。多分、バッテリーを含めた電源がなにかおかしい。秋葉原のLet’snote修理工房に、あらかじめ予約して持参すれば即日修理されると思う。このサイトはこのブログを見ている某氏からのサジェスチョンだ。ありがとう。この年末にやればよかったのだが、ずるずるして実施しなかった。実施するのは春休みになってしまった。秋葉原にプラプラいけばいいのだが…

実習で、学生にデータを入力させるノートは7年前のMacBookを見つけたので、実習室に常備することにした。まだバッテリーも大丈夫なようだ。

もう一つ問題があって、これまで使っていたMacBook Air OSX 10.6 では、管理しないといけないサーバにターミナルでアクセスできるものの、adminでログインできないことだ。普通のユーザではログインできるのに、なぜかsudoできないのだ。Win でTeraTerm でやればいいのだが、Mac のターミナルが使いやすい/慣れているので困っていたのだ。原因がわからない。MacBook Air も初代のやつだから、そろそろ代え時なのだ。というわけで、MacBook Pro を手に入れてしまったのだ。

ともかく、Mac のノートがないと、こっちの大学でパソコンがないので困るのだ。シネマディスプレイを使ってノートを使うのだ。今日、出勤して、シネマディスプレイと電源が接続できないのに気がついた。PowerBook Pro はMag Safe 2 でシネマディスプレイはMag Safe とバージョンが異なるのだ。あーあ。というわけでMagSafe – MagSafe 2コンバータなるものが必要なのだ。また、金がかかる。

ノートにしろ、デスクトップにしろ、今までと同じようにアプリケーションをインストールしたり、設定するのが面倒なのだ。昔は嬉々としてやっていたこともあるが、年寄りになってからは、いやなのだ。プリンタの設定も、2つの職場と自宅とそれぞれ違うし、一カ所でも複数のプリンタがあったりするからな。昔とちがって、ネットに接続できれば、簡単なのだが、それも面倒だし…

 

開学40+101周年記念

「開学40+101周年記念なので寄付をお願い」という案内が来た。40年は新規の大学として101年は明治時代に創立した大学を引き継いだからだ。

学部、大学院といて、同じ大学だが別の学部に就職し、転職しても非常勤で勤めているというわけで人生の7割近く、この大学にお世話になっていたことになる。えらい長くおなじとこにいたわけだ。というわけで、寄付を断る理由はない。最初は支払っていたけど、後ろの3/4の期間は食わせてもらったんだからな。

というわけで給与の1ヶ月分送金した。愛校心に満ち溢れている(と思わない?)。

カフェインの連れション効果

学生実習でカフェインの薬理効果を調べた。カフェインには利尿作用がある。つまりカフェインを摂取した学生は実習中トイレに行くだろうという予想である。二重盲目試験なので、誰がデカフェのコーヒーか、カフェインを加えたコーヒーを摂取したのかは、実習終了後まで誰もわからない。実習開始前に、あらかじめトイレに行くのをカウントすると宣言すると、学生が意識するので、何も言わなかった。実習中は飲食禁止だがトイレには自由に行ってよいとだけ伝えた。カフェイン摂取後1時間半経過してから、実習中、トイレに行った者は、記録せよと言ったわけだ。利尿効果がわかるかと思ったわけだ。

全員のデータをまとめてみたら、カフェインの有無と関係なくトイレに行った学生はほとんど同じ数だった。目論みは失敗だったのだ。
原因は、学生の連れションにある。つまり、3回の測定(尿量とは関係のない)は30分の間隔があり、その間、学生はヒマなわけだ。一人がカフェインのせいでトイレに行きたくなったとき、カフェインを摂取しなかった学生と一緒にトイレにいってしまったのだ。
我慢しきれなくなったら行っていいと言えばよかった。連れション禁止とすればよかった。実習室内に拘束すればよかった。

グループで行動するとき、たいてい誰かがトイレに行きたいと思うと、トイレに行く必要がない者も行くからな。

なんでもみんなと一緒という普段の学生の行動を考えていなかった管理者がアホだったのだ。

目が回る

眼球運動の実習を実施した。stripe 模様の紙を目の前で左右にゆっくり動かすと眼振が発生する。この目の動きを見て、学生は「やばい!!」だって。やばい というのは学生の常套語で、色々な意味があるようだ。まずいこともあれば、面白いこと、ビックリしたことなどにも使う。本来は、まずい事なんだろうけど。

電車に乗って、立っている人がぼーっと窓の外を見ていると眼振が発生している。こういうの見た事無いのかな?「当人は眼振が生じている自覚は全くない」というレポートがあったらうれしいのだが…..

回転を続けていて、急に止まると眼振が生ずる。この眼振を電気現象として記録できるわけだ。学生を回転椅子に座らせ、ぐるぐる回して、急に止める実験をしたわけだ。そんなに急速に回転させる必要はないのだが…

気分の悪くなった学生がでてきた。気分悪いから横にならせてくれといってきた。だれが、こんなにひどく回転させたんだ?ときいたら、「あいつ」と指差す。指の先にいたのは中年Hなのであった。

身近な統計

週末、こっちの大学は電源の定期検査で、このサーバのメインテナンスもできず時間を持て余した。調べてみたいことがあったので、ネットワーフィンしていて、面白いというか身につまされる統計を調べているブログにぶちあたった。データエッセイというブログだ。教育学を専攻して、あちこちに非常勤講師として働いている方らしい。

当然、教育に関係した統計を、いろんな公開資料から計算している。

大学偏差値と退学率なんてのが興味を引く。あっちの大学で、学科会議でいつも問題になるのは、退学学生が多いことである。実習先でしごかれて(しごかれているのはほんのわずかだと思うが)めげじゃって、もう卒業できない、卒業しても、目的の職業に就けないといって退学する学生の多いことだ。

大学の偏差値と関連があると指摘している。偏差値40未満は15%の学生が退学、40以上50未満は10%、50以上60未満は5%、60以上は3.5%だそうだ。実態を反映した数値だと思う。

もう一つ、これは管理者の年代のことだ。国立大学定年退職者の48.6%が私立大学に採用されているそうな。2009年度の数字だ。国立大学の教員の定年は、大学によって違うが、60〜65歳だ。団塊の世代というのは1947年生まれがピークなので、つまり現在の66歳だから、そのほとんどすべてが退職していている。2009年のとき、かれらは62歳だ。東大を始めとした国立大学でもトップレベルの大学は60〜63歳が定年だ。トップレベルの大学教員は私立大学や研究所への再就職率が高いだろう。この3月退職の65歳の教員は、すでに、トップ大学の1947年生まれに再就職先を占められていて再就職の競争率が高くなるのでは?。半分も再就職(非常勤ではなく)できないのではないか?

学園祭

あっちの大学の学園祭はhogehoge祭という。

初日は台風27号のため、雨でさんざんだったけど、2日目は盛況だったと思う。思うというのは土曜日しか参加しなかったからだ。

一通り、見て回ったけど、展示はいまいちだな。K学部の学生の展示でいちゃもんつけたりしてしまった。大人げない。学生に聞くと、水分の補給のメカニズムが分かってなかったので、教えてあげたりしちゃった。ただだ。

屋台を開催している学生に、色々聞いた。経費と予想売り上げは?何も見通しを立てていない。先輩から、経験を聞いてやればいいのに。ま、赤字になろうと、やってみるのが学園際だからな。もっとスマートにできるような学生じゃないからな。

大学の学園祭へのサポートは、教職員や来校者(父兄、卒業生)へ食券を配布し、受け取った学生が食券の分、現金をもらうとうことのようだ。

学園祭の前日と翌日は、それぞれ準備と後片付けで授業は実施されない。授業実施のない日は、学生が使えるパソコンが置いてある教室は閉鎖となる。学生からレポートを書く時間がないとクレームがきた。自宅にパソコンがないのかしらん。そんなことないだろ。総務省の24年度版の統計によると、インターネット普及率は79.1%。インターネットを使う端末は自宅パソコンが62.6%。単純に計算すると、50%の日本人は自宅でインターネットをパソコンを使って利用しているということになる。世帯主年齢別パソコン普及率(1012年)を見ると、学生の両親の年代である30〜59歳で83.4%だ。

自宅にパソコンがあって、家族が共通に使うというのはいいにしろ、最も利用頻度が高そうな大学生のf自宅にパソコンがないというのは嘘だ。やっぱり、皆とつるんでないと、レポートを書く事ができないのだ。

ま、クレームはクレームで、学園祭当日でない平日に大学でパソコンが使えないというのは、おかしいので、担当部署と交渉し、急遽、Open するようにした。学生にメーリスで連絡した。連絡したのが、学園祭前日の午前10時だったので、この日はOpenしたものの、利用者は少なかったようだ。翌日の月曜日(本日)はどうなるだろ?管理者は研究日で、こっちの大学に出勤しているのでわからない。同級生と打ち合わせないと、大学に出てこないから少ないかもね。

管理者の子供には、高校生のときからパソコンが将来必須になるということがわかっていたので、1台買い与えた。十数年年近く前のことになるな。当時、自分のパソコンを持っているという高校生はほとんどいなかっただろう。自宅にインターネット環境があるなんてのも、ほんの少しだったからな。大学や就職で有利になったと信じている。Macだったのでお絵描きもできたのだ。漫画ばっか描いていたようだけど。イラレやPhotoshopを使いこなしていて、大学生のときは、こっちが使い方を聞くようになった。年賀状を作らせたりした。研究会のポスター原稿を作らせたこともあったな。

今は、大学生だったら、自分の使えるノートを持っているというのが普通だと思うけど。学生が使うのはもっぱら携帯だけどね。まだ、携帯では文書作成は現実的でない。将来だって、画面が小さい限り、文書作成は画面の大きなパソコンになるに違いない。自宅のパソコンを、あるのだから、使えばいいのに。

じゃんけんが最優先

本日も実習だ。本日の実習は誘発筋電図。

膝窩(膝の裏側の窪み)に刺激電極を当て、誘発される筋電図を記録する実習だ。

皮膚と神経までの間の脂肪組織が厚いと刺激が有効にならない。女子は皮下脂肪があるので不利だ。やせた男子が被験者としてはやり易い。

全員が被験者になる実習もあるが、今回は、各班で2名以上を選べということになった。こういうときはじゃんけんで被験者を決めるのが通例になっている。別にじゃんけんで決めろといっているわけではない。学生が勝手にやっているのだ。

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1つの班で、女子を被験者にしたら、なかなか反応が得られない。班の一人の男子に、やせた男子のほうが、最初はわかりやすいから、お前が被験者になれといったら、じゃんけんに勝ったからいやだと言う。じゃんけんの結果が最優先だと言う。なんてことだ。なんで、実習するのか、理解していないのか。

こういうやつらの実習はやりたくない。積極的に動く学生がお気に入りなのだ。実習の積極性と学力とには相関がある。なにごとに対しても積極性のある学生に成績が著しく悪い奴はいない。レポートの採点だって甘くなる可能性があるな。

果たして午後の授業は?

台風26号の続きだ。

午前11時現在で暴風警報が埼玉県南部に出されていたら、午後の授業が休講になる。午前6時現在の気象庁の台風の現在位置と12時間後の予想の図に11時の暴風域予想を作ってみた。暴風域の大きさは変わらない、12時間の移動距離を5/12として予想した。このあたりに来た台風の移動速度は多くの場合、次第に増加する。気象庁の18時の位置の予想はこれを含んでいるにちがいない。加速度がつくので、比例で求めるのは正しくないが、18時の移動速度情報がないからしょうがない。

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多分、11時には埼玉県は暴風域からはずれるだろう。茨城県北部は含まれる。しかし6時現在出されている埼玉県の暴風警報がいつ解除されるかはわからない。暴風域から出たら即解除というわけにはならないだろう。安全率を加味すると遅れるにちがいない。そしてきりの良い時間だ。

ということは、埼玉県南部の暴風警報が解除されるのは11時半〜12時だ。午後の授業も休講だな。と07時現在予想している。

どうなったかは….To be continued.

はずれた。

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左が10時33分、右が10時52分の気象庁のページのコピーだ。気象庁は暴風域から外れたらすぐ警報を解除するのだろうか。11時には暴風域から外れるという予想は当たったが、警報解除の時期は外れた。

11時直前に、埼玉県の暴風警報は解除になってしまった。周囲はまだ警報が出っぱなしなのに。この図を見考えるのは、順序として、静岡→神奈川→東京→埼玉とはならないのは何故だろ?埼玉県だけが浮いているぞ。海のない県は早いのだろうか?

したがって、本日午後の実習は実施しないといけない。学生にはメーリスで連絡した。学生が大学のページを見るとは思えないからな。頭から休講と決めつけているに違いない。管理者が学生だったらそうするからな。

しかし、教員用駐車場には3台しか車がなく、オフィスもほとんどが空だ。授業担当教員は来るのだろうか?

さきほど学食にいったら、学食の方でも困ったらしく。40食分しか用意しなかったそうな。