BPO勧告に対する批判を批判するを批判する

なにやら一研究者・教育者さんは、拙ブログを読んで頂いているようで、「BPO勧告に対する批判を批判する」(2017年03月07日)という記事で、管理人の「あくまでも被害者」(2017年2月11日)という記事に提示した表を引用して;

「問題あり」と「問題なし」に単純化して、「問題なし」という項目を多く見せているのは「小保方憎し」のためであろう

と批判されている。管理人は小保方氏を憎いと思ったことは一切ない。物理的、精神的な被害を受けていないので当然だ。嫉妬だってあるわけがない。年齢も研究分野も全く違う。この事件のあと、実験ノートの管理が厳しくなったという大学・研究所がでてきたようで(伝聞だからホントかどうか知らない)、研究がやり難くなったところがあるらしい。こういう被害も受けていない。コピペ検索ソフトを組織で導入する必要がでてきて、その経費捻出のために配分研究費が少なくなったというような被害も受けていない。

ご本人の性向に原因があるかもしれないが、早稲田でまともな教育を受けてない(受けようとしなかった?)点が可哀想だという同情はあっても「憎む」などという感情はない。

このような「「小保方憎し」のためだろう」という根拠のない推測をすることは、一研究者・教育者さんの最も忌み嫌うところではないだろうか。

「小保方を批判する者を忌み嫌う一研究者・教育者さんの妄想だろう」と、もし書いたら一研究者・教育者さんは怒るでしょ?

BPOの審査結果と小保方氏側とNHKの応答を一つの表にまとめるのが目的だったわけで、長たらしいBPOの文書を単純化するために、All or Nothing にしたわけだ。それでも核心的な項目については、問題ないは言い過ぎなので**という注をつけてある。「問題があるとはいえない」とすべきだろうけどそんなに長く書いたら単純化、表にする意味がない。◯☓△表記でもいいかもしれないが、擁護している方からみたら「問題があるとはいえないは」☓だろうし逆の立場の方々からみたら◯だろうからそのような表記もできない。◯☓でなくOK, NG とかでも同じだ。

なによりも拙ブログには、BPOの問題とした人権侵害についての審査結果に対する意見は書いてない。にも関わらず「BPO勧告に対する批判を批判する」というタイトルの記事に引用している。なにかイチャモンをつけたいがために書いたとしか思えない。

いいがかりと思うのは無能な管理人だけか。

 

「BPO勧告に対する批判を批判するを批判する」への8件のフィードバック

  1. 過日、管理人さんの表を見て思ったことは、「BPOの結論に対して、小保方氏側は概ね納得しているが、NHKは納得していない」でした。
    教育者さんが研究すべき相手は、NHKでしょう。
    矛先が、管理人さんに向かったのは、問題点を簡潔に分かりやすく、表にまとめたのが気に入らなかったと推察します。

  2. 久々にコメントします。

    >「小保方を批判する者を忌み嫌う一研究者・教育者さんの妄想だろう」と、もし書いたら一研究者・教育者さんは怒るでしょ?

    これに反応してしまいました。
    以前から時々言及してましたが、一研究者・教育者さんの攻撃対象を見ていくと、理研、早稲田、マスコミ、粥川氏らジャーナリスト、難波先生、遠藤先生、本ブログや世界三大不正ブログなどなど、とにかくO女史にとってマイナスになる情報を出す存在であり、あらゆる理屈屁理屈を使って攻撃してきます。 もちろん当該ブログのコメント投稿者も。
    周りには他にも問題になるコメント、議論のポイントが山ほどあるのに、えりさんの、山梨大教授として授業などで多忙、という部分にだけ粘着して絡んだりね。
    そしてO女史に関しては、誰が見て見明らかで、正式に研究不正と認定された行為についても、「不正行為ではなく不適切行為だ」などと珍妙な屁理屈で擁護しておいて、閉栓と自分は小保方擁護派ではないと言い放つ厚顔無恥ぶり。 
    いやもう、暇つぶし(の時間はあまりないけど)には興味深いブログですよね。

  3. >いいがかりと思うのは無能な管理人だけか。
    大丈夫です。ため息^2先生に比べ遥かに無能な私でも、いいがかりと思っています。

    私は、「物理的、精神的な被害を受けていない」ですが、個人的に『科学が冒涜された』気分です。不愉快です。

    こういうことをコメントで残すと、また揶揄されるのでしょうか?

    何だか、『みん』も『くん』も一緒くたにされた気がして、嫌です。

  4. 私は、STAP事件をきっかけにブログを開設し日本の高等教育を考えるとかおっしゃっていましたが、結局は記者会見をTVで見て惚れちゃった爺さんの一人だと思っています。筆頭著者さんには魔力があるんですよね。こればっかは、科学者とか市井の市民とかには関係ないようで。

  5. コメントありがとうございます。
    なんで、拙ブログにからむんでしょうね。よっぽど嫌われているんですな。
    「結論ありき」氏らや「ため息」氏のような、小保方氏の個々の主張が認められたか、認められなかったのかを議論することは的外れで、「放送内容全体から受ける印象等を総合的に考慮」すべきなのである。」といっていますが、貴殿のブログでも拙ブログでもBPOの判断について、総合的な結論を書いてないわけで、あちらのブログ主曰く「藁人形」なんでしょうね。

  6. 軒下さん、sighさん。
    「研究者・教育者」さん、ブログ再開後はパタフィジシャンモード
    全開バリバリです。大量にコメントなさる方々の大半も論理も含意も
    抜きに思いのままに飛翔を続けていらっしゃいます。
    軒下さんの所で、先日Hexenkesselと評しましたが、状況は加速の一途。
    強烈な皮肉の投稿を決定的に読み違って、それを誤用しています。
    しかも常連さんのだれもその点にコメントしない。
    不条理演劇そのものです。
    「研究者・教育者」さんの議論を”対抗言論”と評した方が居ましたが
    ”言論”はともかく”対抗言論”が成立するには論理性が不可欠です。
    論理性を欠如すれば”所詮ジャイアンの大暴れ”です。
    お二方には迷惑な事とは存じますが、浮世のしがらみかと存じます。
    そろそろ本格的に考察対象にしたくなってきました。

    余談ですが、皮肉な投稿を書いたのは私ではありません。先日お別れ
    のご挨拶しましたので、よほど抱腹絶倒な事象が発生しない限り書き
    込みは終了です。(必ず発生すると思いますので、単なる自戒の呪文
    です。)
    それにしても、あの投稿、誰なんだろう。一人、二人能力のありそう
    な方は思い浮かぶのですが。

  7. いつも愉しく拝読させて頂いております。
    ため息先生のBPOの記事におかしな点はないと思います。
    私自身、Facebookの『語る会』の方で、BPOは小保方氏側の訴えの一部は人権侵害としたものの、半分は認められなかったという趣旨で速報として投稿しています。軒下管理人さんのブログ『結論ありき…』でも記載がありますが、問題とするのか、しないのかといった場合、程度の問題で問題にならない、又は、問題としないと判断することがあります。
    これは日常でもよくあることでこんなことをグダグダいうのはただのイチャモンです。
    ため息先生も、軒下管理人さんも気にされない方が宜しいかと思います。

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