パソコンを使っての講義

講義が板書からPowerPointに変わってから何年になるか…

PoweerPointというかスライドで講義をするのは教員側が楽だからだ。情報量が圧倒的に違う。板書は書く側も、ノートする側も時間がかかるからな。学生はともかく黒板の文字列や絵をコピーするから授業に出た感覚が生じる。スライドが次から次にでてくると、口を開けてただ見ているだけだから、TVを見ているのと大差がない。

どっちにしろ、受動的で、学生に能動的な態度を要求することにはならない。というわけで、なるべく講義では実験のような実演を加えるようにしているけど、毎回できるわけではない。

PowerPointを使う教員は多いわけだが、その設備を使いこなすことが出来ない教員がいるようで、そのために大学のノートをプロジェクタに接続する人手がいるらしい。あっちの大学での話だ。この人手が無くて、とうとうこの9月からは教員が自分でやれということになった。

管理者は自分でやるものだと思っているから、どうってことないが、困る教員がでてくるのかもしれない。

中年Hも自分のノートを持参してPowerPoint で講義している。自分のPCで講義するのが当たり前と思っていたわけだ。それは、学生だったころの管理者の所属する研究グループに属しており、このグループの教員はすべて自分のノートを持参して講義していたからだ。これを見て育ったのだから当然だと思っている。

あるとき、1限目の講義に教室に入った。すると、前日の最後の誰かの講義で、教員以外の誰かが設定したまま大学のノートが放置してあったらしい。そこで、気が付いたわけだ。自分のノートではなく、大学のノートを講義前に誰かが設定しておいてくれるらしいことに。

中年Hのノートは一昔前のMacPowerBookだ。15インチのでかい、重たい奴だ。これを講義の度に電車に揺られて持参するのがいやなようで、ラウンジの秘書に、重たくて持ってくるのがいやだから、大学でノートを用意しろと要求してきた。

ま、要求はもっともなところもあるが、そんな重たいノートを持ち歩くのが間違えだ。15インチのMacBook はデスクが狭いときのデスクトップ代わりに使うもんだ。先見の目がない自分を恨め。バスが遅いからタクシー代を出せとか、なんか要求することだけはちゃんとする。ヒラの事務職員に要求することじゃないだろうが。管理者を介して大学当局に要求すればいいのだ。

独身貴族なんだから、もうそんな重たいのを担いでこないようにMacBook Air でも購入すればいいのに。管理者は勤務地が2カ所なので、MacBook Air を持ち歩いている。一方ではCinemaDisplay でClamshell モードで使い、一方はデスクトップという環境にしている。別に管理者に金銭的な余裕があるというわけではないけど。初代のMacBook Air なのでそろそろ替え時なんだろうな。

 

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