普通紙マークシート その2

講義の度の小テストを普通紙を使ったマークシートで実施して4回目だ。順調だ。相変わらずトラブルの原因は学生のほうにある。

学籍番号のマークがないというのはなくなったが、今度はマークが薄い。

2名の学生が、なんと、先週の講義の回答用紙を持って来た。出し忘れたというのだ。1名は別にしたが、もう1名は、受け取る時、はっきり伝えてくれないので紛れ込んでしまった。その結果、同じ学生が2枚回答したことになって、どっちが正しいのか探すのに手間取った。

小テストの正解は講義当日にWebページで公開しているわけだが、あとから提出した学生はこの正解を見て書き換えて提出しているわけではない。満点でないからな。ということで、単なる「まぬけ」ということで、点数をよくするための小細工というわけではないようだ。あえて満点にならないようにするという悪知恵があるわけでもない。単純なのだ。そこが、また情けないという事もあるけれど、正直なほうがいい。

出し忘れたとはどういう事だ。信じられない。マークも薄いというのは学生が手を抜いている証拠だ。管理者は甘くみられているのだ。

午後、実習の総括講義を行った。そのとき、マークの薄い奴、2枚も出した奴、氏名の記載が無い奴、の名前を挙げて全員の前にスライドで開示した。「今日のアホ一覧」としてだ。

今後こういうのは0点にすると宣言した。

そのあと、一人が、午前中の講義の小テストの回答用紙を提出しなかったといって、持って来た。なんてこった。

「学生はお客様」だが「商品」として世の中に送り出すので付加価値をなるべく多くつけなければならない。厳しくした方がいいに決まっている。

小学校の先生みたいなことやっているなぁ。

実習総括の講義のあと実習についてアンケートをとったら;
「お子様ランチのように教えてくれているのに、レポートに悪戦苦闘している自分がなさけない」というコメントがあった。わかっている学生もいるようだ。

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