Yahoo に問い合わせてみました

どうやらサーバがアップアップで表示が遅いことがしばしば起こります。もうわけありませんが、しばらく我慢のほどを。どうやらプラグインWP User Avatarのせいらしい。Simple User Avatarだと問題ないようだ。

・Yahooから返事がありました。この記事の後半に追記(コピペ)しましたのでご覧ください。ほぼ予想通りの回答でした。

長崎を始めに東京都内も桜の開花宣言が発せられました。しかし当方の地では、早咲の河津桜?が満開を過ぎ散り始め、葉が出始めているものの、

染井吉野は、ほとんどがまだ硬そうな蕾で、何本かの木で蕾がふくらんできている程度です。まだまだのようです。

皆様のお住まいの地域ではいかがでしょうか。

さてplus99%さんが、Yahooへのクレームはお前がやってみろということなので、以下のようなクレームを送付しました。

(1)プロフィールでのアニ文字について
プロフィール 自己紹介の欄に 動くアニ文字を{{s310}}という形で挿入すると有効で閲覧ページで絵として見える。
編集をクリックして編集画面になると、このアニ文字は

とyahooのサイトの絵を参照しているURLに変換される。
このURLを削除することなく、そのまま 決定ボタン をクリックすると、もやはアニ文字は表示されないし、再度編集画面になってもURLも消えてしまっている。

プロフィール 自己紹介 ではこのようなアニ文字をサポートしていないと思うのだがどうなんでしょうか?

サポートしていないにしろ、使うことができるわけですが、このようなことはYahooブログ開設当初からなのでしょうか?それともある時期からなのでしょうか?もしある時から使えるように設定されたのなら、いつ頃なのか教えてください。

(2)プロフィールの改訂記録について
プロフィールの編集で、決定 ボタンをクリックした、つまり改訂した日時のログはどうやったら手に入れることができるのでしょうか?ユーザがアクセスする方法がないのなら、例えば直近の2月と3月の記録を教えていただくことはできるのでしょうか?

送信した結果、以下の表示のあるページがでてきて、受領した旨のメールも届きました。

お問い合わせを受け付けました。ありがとうございます。
受け付け番号:190322-000559
お問い合わせいただいた内容には、Yahoo! JAPANカスタマーサービスより回答を差しあげます。
回答は「@mail.yahoo.co.jp」ドメインのメールアドレスから送信いたします。
ドメイン指定などで受信制限を設定されている場合は、受信できるように変更してください。

予想される答えは、

アニ文字はサポート外なので、お答えしかねます。プロフィール改訂記録を開示するサービスを行っていません。改訂について不審なことがあるようでしたら、管理者としてのログイン記録をhttps://id.yahoo.co.jp/security/login_history.htmlからご覧の上、再度お問い合わせください。

ですがどうなるでしょ?

################################

追記:2019.3.22 Yahooからの回答です。

Yahoo! JAPANカスタマーサービスXXです。
いつもYahoo!ブログをご利用くださいまして、ありがとうございます。

お問い合わせの以下の2点について順にご案内いたします。
・プロフィール編集の自己紹介欄について
・プロフィールの編集履歴について

————————————————————–
■プロフィール編集の自己紹介欄について
————————————————————–

Yahoo!ブログで提供している絵文字(アニ文字)は、お知らせいただいた
「{{s310}}」などの文字列によって表しております。
※スマートフォンで記事を投稿する際に絵文字を使用すると確認いただけると
存じます。

そのため、自己紹介欄で同じように文字列を入力すると絵文字が表示されますが、
すべての絵文字が反映されることを保証していないため、正常に表示されない場合も
ございます。

また、Yahoo!ブログ上の絵文字はHTMLタグで表記される仕組みになっているため、
上記のような文字列を入力した場合も、編集画面を開くとHTMLタ�グで表示されます。

しかし、自己紹介欄はHTMLタグを使用できないため、一度編集したものを
再度投稿することはできません。ご指摘のとおり反映せずに消えてしまいます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

なお、自己紹介欄は2015年3月3日に追加された機能となります。
プロフィール機能追加の詳細については、以下のお知らせをご確認ください。

◇【お知らせ】Yahoo!ブログでのプロフィール機能リリースしました
https://blogs.yahoo.co.jp/y_j_blog/34337805.html

————————————————————–
■プロフィールの編集履歴について
————————————————————–

プロフィールの編集履歴については、不具合など問題がある場合は
調査いたしますが、通常個別ではご案内しておりません。
ご希�望に添えず申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいませ。

Yahoo!ブログのプロフィールはブログの開設者のみ編集することが可能です。
もし、お客様のブログにお心当たりがない編集がある場合には、
ログイン履歴などを参照いただき、不正なログインがないかなどご確認ください。

◇ログイン履歴とは
https://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/p/544/a_id/42002/track/AvNiyAplDv8Q~V7sGhwe~yLBWHkqKi79Mv_u~zj~PP9n

不正なログインの懸念がございます場合には、パスワードを変更いただくことなども
ご検討ください。

◇パスワードを変更したい
https://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/a_id/41961/p/544/track/AvNiyAplDv8Q~V7sGhwe~yLBWHkqKi79Mv_u~zj~PP9n

————————————————————–

ご案内は以上となります。
また何かご不明な点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

これからもYahoo! JAPANをよろしくお願いいたします。

***********************************
Yahoo! JAPANカスタマーサービス[190322-000559]
https://www.yahoo.co.jp/
***********************************

################################

というわけで、学とみ子様にあっては、アニ文字を挿入したことがないという証拠と、2月10日〜15日にプロフィールの自己紹介欄を学とみ子様が書き換えていないという証拠を示してYahooへ問い合わせ、何らかの学とみ子様の主張に沿う回答を得ない限り、学とみ子様の記憶違い、記憶喪失であって、やってないという主張を第三者に納得させることはできないでしょう。

「Yahoo に問い合わせてみました」への132件のフィードバック

  1. はなさん

    当時、理研は、なにか一発当てたいという欲求があって、STAPはピッタリで、研究者として一流の副センター長も押すわけで、疑惑を一応否定しつつ、本物であってほしいから、当初は過去の標本の解析より、ちょっと論文とは違うかもしれないけれど、STAP現象があることを証明したかったんでしょうね。ですから検証実験で少しでもpositiveな結果がほしかったんでしょうね。それが理事の願望だったんでしょ。もし、そうなら、論文は撤回されたことだし、新たな NewSTAP現象として挽回できるとの一縷の望みがあったからでしょうね。一縷の望みがかなったが、それはSTAP現象と違うといわれても、いや前の論文のは捏造だったけど、新しい画期的な現象を見つけたと言えたらいいなぁだったんでしょうね。

    乗っ取られた感のあるブログを取り戻すためには、乗っ取っている輩と議論するしかないですな。mjもんたとちがって下品な言葉や念仏をばらまいているわけではないので、そして同じ擁護なのでアク禁にもできないからね。もう一つの沈殿した擁護ブログでも擁護のmjもんたをアク禁にした事実があるから、なにか理由を付けて承認しないとしてもいいね。やつらは別のブログでもわめいているからね。

  2. ため息先生

    本当におっしゃる通りです。
    このSTAP事件は、ドタバタとも言える理研の姿勢から、科学の場に短期間での成果主義を押し付けた結果による、不幸な出来事と見ています。
    研究、特に基礎研究はいつ目が出るかわからない、長いスパンで研究を続けていかねばならない事ですのに。

    組織、研究者にとっても、常に不安定な背景を抱えていることは、研究をする環境としては避けたいものですね。
    ただでさえ、なかなかデータが取れない(あえて、「期待する」、とか「良い」とかの単語は避けました)悩みを日常的に抱える研究者にとって、研究につきものの悩み以外に、強いプレッシャーを与えられる現状。

    最近の日本人ノーベル賞受賞者による、基礎研究に光をあてて欲しいとのコメントが続いている事を国としても真摯に受け止めて欲しいです。

    ま、研究を続ける方々は、それらを承知の上で研究に没頭する日々を続けている訳ですが。
    研究者の「研究が好き、未知のことを追求したい」との思いを、社会が無意識であれ利用する事がないようであって欲しいです。

  3. 理研が本当にSTAPがあるといいなと思っていたかは疑問だと思いますよ。
    確かに一発あてたいというのはあったでしょうが、そんな思惑は味噌がついたら今度は逆にはたらくのが世の常ですね。
    あの当時、安倍政権がアベノミクスの成功例ですとか1億総活躍時代とか政権の看板にしてしまったことの収拾という側面がでてしまい、間違いではあったが不正ではなかったということにして引き出しの奥にしまいこんでしまおうとしたというのが本音だと思いますね。
    特定研究開発法人がそのあとどうなったかを見れば、徹底的に調査をしたり、あるかないかわからないとか、ましてや訴訟などということになればそりゃいつまでも認可されなかったでしょう。それでは理研はたまらないですからね。
    間違いはあったが不正ではなかったと幕引きしたなら、細胞の解析はしない、検証実験もしないというのも辻褄があわないのですね。不正ではないならSTAPはあるかもしれないのであってこれは確かめなけりゃいけないですからね。かといって小保方氏に引き続き研究させて確かめさせるというのも世論が許さないでしょう。だから多分、改革委がああしなくても検証実験は同じ結果を導いてSTAPは尻すぼみで消えていったのではないですかね。
    もちろん私が推測する、理研にとってはSTAPより特定研究開発法人や政権の顔色を伺う方がウェイトが高かったであろうというのはただの推測ですね。
    理研というのは温度差のある多数の人の集合ですからね。一つの意志などというのはそうそうないのですね。

  4. 体内時計さん

    「資料の解析はしない」
    5ちゃんねるの方が、調べてくださっていました。
    体内時計さんが貼ってくださっている
    2014.12.26会見動画(同じく5チャンネルの)
    https://youtu.be/tvrMHo5LgyY?t=1152
    19:14 頃から、古田氏と川合理事とのやりとりです。
    古田氏が3/8会見並びに5/8会見において川合理事による
    「残存サンプルの解析はプライオリティが低くなっている」
    発言に言及し、川合理事も認めています。

    私は、この3/8の発言、Nature 2014年4月1日 オンライン公開等から、残存資料の解析に対し消極的な理研の姿勢に対し疑問視していたのですね。(憤慨を言い直しておきます^^)
    つくば理研の4月一般公開時、若い研究者との話になっていたのがはっきりとしました。

    5ちゃんねるの顔の見えない方、本当にありがとうございました。
    もやもやしておりましたが、すっきりと致しました。

    それにしても5ちゃんねるの方が、こちらでの私のコメントを気にして調べてくださっていたとは思いもよらず、嬉しさを籠め心から感謝いたします。
    あちらに書き込みは致しませんが、どうぞこのコメントを読んでくださいますよう願っております。

  5. あの頃は、STAP関連の会見は、ほぼ全部見て(録画もフル活用して)いたのです。
    筆頭著者に対する、研究をなんだと思っている!との怒りエネルギーからですね。

    筆頭著者の表面の華々しい経歴の裏のSTAP論文以前、最初の頃からの研究不正。何故に理研、Nature採択までバレずにやって来れたのだろうかとの疑問。
    今は、擁護の方々ウオッチという好奇心がメインですが。

    一回の会見は数時間になります。
    調べてくださった5ちゃんねるの方も、本当に大変な労力を使ってくださったのがわかります。
    ネット上では「ありがとうございます」の一言でしか感謝の思いを伝えられないのがもどかしい限りです。

    【STAP細胞の懐疑点PART1019 】
    レス番号 75-88 の間
    ID:zCuJaKHf0
    毎日、拝見するように致します。

  6. plus99%さん

    いや、理研執行部は当初STAPに大きな期待があったと思います。疑義がでてきて、特定研究開発法人の件があるので、論文撤回でおさまったら嬉しい、石井委員会の結論でおしまいにしたかったと思います。論文には間違いがあった、しかしSTAP現象があったら…という期待は川合理事にもあったと思えます。もちろん組織としてそのようなことは発言できないし、標本をチェックしろとの声は無視できない、でも多くの論文不正では実験の検証など普通はしないし…とかやっているうちに、小保方氏は不正をしていないと記者会見するし、理研執行部への批判がどんどん大きくなっちゃって、さっさとやればいい標本チェックを結局やらざるをえなくなったという経過だと思います。執行部のホンネは一部門での一研究者の不正としたかったんでしょうけど、副センター長がからんでいるし、採用も執行部が行ったルール違反だし、できなかったんでしょうね。
    ひとつひとつ裏付けを示していない極めてアナログ的な感想です。

  7. plus99%1さん

    コメントをありがとうございました。
    [2019年4月1日 12:56 AM]のコメント、全て同意します。
    「捏造の科学者」(ハードカバー)P.215~219に、5月8日の川合氏との質疑応答について、詳しく記載されていました。
    全てを引用したいところですが、著作権法と時間の問題で、一部ご紹介します。

    川合理事は「本部としてのスタンスは最初に言ったとおり。この論文に不正があるのか、不正の者はいるのかで調査をお願いして、不正はあるという結果。論文取り下げ勧告をした。当該論文について、今の不正を認定する調査委のかたちでこれ以上やることはない。ただ、検証というなかで、必然的にやらざるを得ないケースがあるかもしれない。そのときは放置するつもりはないが、いまプライオリティーは少し下がっていると思う」と述べた。遺伝子解析については「多少はトライアル的にやっている部分はあるかもしれないが、本格的にはやっていない」という。

    「プライオリティーの判断がちがうのではないか。再発防止というからには、何が起きたかを最初に明らかにしてそれに対する再発防止ということになる」という指摘には、川合理事はこう答えた。

    「限られた予算、枠組みのなかでまず何をやるか。プライオリティーについてどこで優先順位を高めるかはいろいろな考え方があります。試料の検証や一つひとつの画像の検証は膨大な時間がかかると予測しています。単なる私の予測なので考え方に差はあって当然ですが、私一個人ではなく相談のうえで進めています。今回の不服申し立てへの回答書を頂いて、次のステージに入れる段階になっているので、改めて、須田さんから話のあった、残っている試料のか検証をどうするかも、もういっぺんテーブルにのせて議論を始めているところです。(P.218~219)

    記者が質問された、「プライオリティーの判断がちがうのではないか。再発防止というからには、何が起きたかを最初に明らかにしてそれに対する再発防止ということになる」は全くその通りですね。
    理研は改革委員会に対し、把握していた疑義を報告せず、“情報隠し”とも取れるような対応していたと岸氏は仰っていました。改革委員会の後半では、理研の職員をはずし、委員だけで議論を進める結果となった、と報道されていましたが、それほど、STAPに関する理研の闇は深かった、ということでしょうか。2014年7月1日、理研の高橋政代氏が、「理研の倫理観に耐えられない」とツイートし、iPS細胞の臨床応用の中止について言及されたことも、問題の深さを物語っていると感じます。

    ただ、それでもCDBを解体するほどのことだったのか、私にはわかりません。研究不正など縁がない誠実な研究者達まで巻き込んでしまったことには憤りや虚無感を感じます。

  8. はなさん

    コメントをありがとうございます。
    5ちゃん(2ちゃん)は、AA画像など、目を背けたくなるような書き込みがあることも確かですが、関係者からかと思われるような、貴重なコメントがあることも事実ですね。
    個人的には「若山清香氏のチューブは斜め巻きにラベルされている」というのも非常に重要な書きこみでした。

    擁護の方は「129/GFP ESは若山夫人の細胞」だというあまりに馬鹿馬鹿しい妄想を事実であるかのように拡散していました。そして、それを利用するかのように、小保方氏は日記に、曖昧な書き方で誤った解釈をされる情報を載せていました。
    これに対し、出版社は「小保方さんはそうは書いていない」という逃げ道を用意していたわけですが、このような卑怯な手法をマスコミが選んだのもSTAP騒動の姿ですね。

    川合理事の「試料の解析をしない」の発言ですが、こんな記事がありました。
    Science誌、2年前に小保方氏の不備指摘
    理研は再調査せず、Nature論文撤回勧告
    2014年5月9日 池田宏之(m3.com編集部)
    https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/213224/
    (URLをクリックすると会員限定記事になるので、タイトルでググってください)

    ・調査結果を受けて会見した、川合氏は、「再調査はしない」と断言した上で、Nature誌の論文1編について取り下げ勧告することに言及
    ・記者会見では、今後の理研の対応を聞く質問も多く出た。論文についての疑義が深まる中でSTAP現象の検証実験について、「税金でやるのは理解が得られるのか」との質問について川合氏は「STAP現象について公開した責任があり、事実かどうかは我々の責任として証明する」として、実験の必要性を強調した。

     ただ、ES細胞の混入などを調べられる可能性のあるキメラマウスなどの残存資料の検証については、川合氏は「ES細胞とSTAP細胞の差を議論するときに、STAP細胞が何かが分からないと議論が進まない」として、検証実験を優先する考えを示した。資料検証の作業は、検証可能性を判定した上で取り組むことは否定しなかったが、川合氏は「予算の制限もある」と述べた。

    もしかしたら、はなさんも私も、川合理事の「再調査はしない」を「試料の解析をしない」と理解していたのかも知れませんね。

  9. sighさん
    おっしゃることはわかりますよ。
    理研は実際には一枚岩ではないし、時間とともに期待もしぼんでいったと思うしですね。
    だから唯一の本当のことなんてのはないし、それがわかるということもない。だから見方はいろいろあって仕方がないですね。
    ただ、組織としてSTAP現象があったらと期待していると言っていいし言うべきだったと思うのですが。だってお金と人員を割いて研究させたのですから当然期待すべきです。
    そう思うならするべきだったことができなかった。それは何故か。これはSTAPはないな、と思う人が強くてそうなったと思うのです。STAPが世にでるまでに要所要所でいい加減な状態でいいからと尻を叩いたなんてことはないですかね。その責任が飛んできたら困る人たちの主導であんなことになったなんてことはないですかね。
    理研という組織は科学者だけでできているわけでもないし、そのお金の大部分は政府やお役所のご機嫌を伺ってもらってるものですからね。意思決定も理研の科学者だけでできはしないし、理研だけでもできないと思うのですね。早稲田もおんなじですね。

  10. 体内時計さん

    二人とも記憶違いはしてなかったようですよ。
    先に紹介した理研会見動画(2014.12.26)
    19:14 〜 21:36
    古田氏と川合理事との質疑応答があります。
    19:14 〜 21:36 部分をテキストにして見たのですが、そのうちの一部分、該当部分のみ下記におきます。

    古田:最初に先生、3月8日の先ほどの会見では、残された残存サンプルの解析はプライオリィティが低くなっているとおっしゃっています。
    さらに5月に理研の方に報告が上がった登録データの解析が出たときには、論文が撤回されるので、新たな調査の必要はないとのコメントを広報が出していらっしゃいます。

    川合:3月の時点で試料が確保されている事、それからその時点で調査をしないと申し上げたことは、先ほど申し上げたように、試料の解析事実が明確になった時点で調査をする事を否定した訳ではないということをご理解いただきたい。

    ただ3/8は理研の広報には会見があったと記載がなく、3/14の経過報告会見ではないかと推測します。

    4月中旬、つくば理研一般公開で、4月若い研究者に質問した「なぜ理研は残された資料の解析をしようとしないの?」の発言は、3月の会見での川合理事の発言、4月の石井調査委員会報告から、理研の残存試料解析に消極的な姿勢に対し「はぁ?(ふざけてる!)」と思っていたところから自ずと出た質問ですね。

    なお、この動画(2014.12.26)には、後半に須田氏の質問もあり、なかなか面白いので、時間ができた時にじっくり聴き直すつもりです。(いまは少し急ぎの作業が詰まっていてアップアップしています)

    20141226 STAP細胞論文に関する調査結果 記者会見 Part2/2

    https://www.youtube.com/watch?v=tvrMHo5LgyY&feature=youtu.be&t=1152

  11. 体内時計さん

    >CDBを解体するほどのことだったのか

    さて。解体されたんでしょうかね。単語が変わっても英語の略称はCDBのままですし、所属がCDBではなくなった分野もあるとはいえ理研としてはある研究分野がざっくりとなくなったなんてことはなく、研究員の雇用はできるだけ守るというのが当初からの方針です。
    自分で進退を判断するでしょうと言われた野依氏は退官はSTAPとは無関係と言い、退場すべしと名指しされた竹市氏も職にありますし、理事が総辞職した事実もないように思います。
    目につく末端を少々犠牲にして看板を掛け替えというこの国お得意の処理でお役所は危機管理だか不正防止の部門が焼け太りしただけなんてことはないですかね。
    改革委が会見した時には拍手喝采を浴びましたが、検証実験が提言と全く違うことをやっても岸氏始め委員が登場して苦言を呈したというのは見ませんでしたし、結局首脳陣が居座ったのにもなにか言ったというのも寡聞にして知りません。改革モニタリング委の報告は改革委会見でギタギタにこき下ろした自己点検委の書類が随分流用されているような気がしますが。
    大衆の怒りをそらすためにみんなで共謀してポーズをとりましたぁなんてのではないかと思ったり。
    学氏のところでも書いた覚えがあるのですが、そもそもなんで改革委は若山氏の解析を持ち出したのかと。理研は調査は終了したというスタンスなわけですが、それを情報隠しをしていると批判するならば、理研も解析をしており、それを発表していないことこそ大問題であって、その解析があることを改革委に隠していたならもっと大問題なんですが。そこでなんで若山氏の解析を出したんでしょうね。

  12. plus99%さん
    若山先生が第三者機関の解析結果を理研の理事会に呼ばれて説明したのが6月5日で、理研の理事長や竹市CDBセンター長などがそれを公表することを強力に反対しました。若山先生は第三者機関に解析を依頼すると言った記者会見での約束があるので、公表したかったのです。それでどうするかいろいろ話合った結果、CDBでも解析を行い、結果に間違いないことが確認できたら発表することになったのです。CDBの解析には1週間ほど掛かるということでした。そしてそのことを聞きつけた改革委員会に遠藤先生と共に呼ばれて解析結果を報告したのが6月11日で、改革委員会の提言が翌6月12日という流れです。(捏造の科学者P
    261~P262)
    だから、6月12日の提言にはまだCDBの解析結果は提言に反映できなかったのではないでしょうか?結果的に若山先生はその4日後の6月16日に記者会見して解析結果を発表しています。

  13. plus99%さん
    (追加)
    これは私の推測ですが、理研本部から遠藤先生と若山先生の解析結果の公表を抑えているなんてことは、改革委員会には伝えられていない可能性が高いと思います。だから、改革委員会がその情報を知ったとしても詳しい経緯までは知らず、CDBが解析をしていることを改革委員会が知らなかった可能性もあると思います。6月11日に遠藤先生と若山先生から解析結果の説明を受け、12日に提言をとりまとめ、理研本部に提出し、理研本部から横槍が入らないようにその日の夜マスコミ発表したという状況からも、改革委員会が理研本部やCDB幹部に対して相当不信感を募らせていたことが窺えますから。

  14. 軒下管理人さん

    ご引用の記事ではCDB運営費が45%少ない15億8000万円ということは15億以上少なくなったということですが、理研全体では5億マイナスだとあります。単純化すると、10億ほどは研究室とともに理研の他の施設に移動したということですね。
    また、個々の研究室の数を減らすことで改革委の求めたガバナンスが向上するのでしょうか。
    部門の統廃合はあったにしろ上記したように上層部や組織の大枠は変化していないのですが。
    まさに目につく末端を少々犠牲にして看板を掛け替えではないでしょうか。

    アノ姐さん

    だから6月12日の時点では理研はもう当該の細胞の解析に取り組んでいるのですね。結果がすでに出ていたかはともかく。

  15. plus99%さん
    はい、6月5日の理事会の決定後すぐ着手したのではないでしょうかね。ただこの解析は、第三者機関と同じ方法で行ったもので、結果として同じ間違いをしてしまいましたが。第三者機関もCDBも、若山先生からCAG-GFP挿入の情報しかなかったので、CAG-GFPの前後に繋がっていたAcr遺伝子とAcrプロモーター遺伝子が挿入されたものとは思わず、元々存在している遺伝子だと誤認してしまったのです。これらの遺伝子は通常は15番染色体に存在しているので、15番染色体の一部だと認識して、CAG-GFPは15番染色体に挿入されていると判定してそまったわけです。

  16. アノ姐さん

    >それでどうするかいろいろ話合った結果、CDBでも解析を行い、結果に間違いないことが確認できたら発表することになったのです。CDBの解析には1週間ほど掛かるということでした。そしてそのことを聞きつけた改革委員会に遠藤先生と共に呼ばれて解析結果を報告したのが6月11日で、改革委員会の提言が翌6月12日という流れです。(捏造の科学者P
    261~P262)

    とご自分で書いたように、改革委は若山氏からも、理研は細胞の解析にかかったまたはかかろうと考えていることを聞くまたは推測することができたのであって、実際どうなっているかも確認せずに、理研が事実の解明に後ろ向きだと考えられるという項目にこれを含めたのなら委員会としてはけしからん行動なわけです。しかしその項目に含め、
    解析が出たら速やかに発表するよう求めるのではなく、それが進行中ないしは存在していることには触れずに、若山氏の結果を公表したということです。

    15番だ3番だとかAcr-GFPとかの話は関係ないです。それは改革委の会見より後なってわかった話です。

  17. はなさん

    >ただ3/8は理研の広報には会見があったと記載がなく、3/14の経過報告会見ではないかと推測します。

    恐らくですが、3/14ではなく5/8ではないでしょうか。
    [体内時計 2019年4月2日 11:31 AM]のplus99%さん宛のコメントに書きましたが、「捏造の科学者」(ハードカバー)P.215~219に、5月8日の川合氏との質疑応答の詳細が書かれています。
    今、お忙しいと思いますので、お時間があるときに、ご確認ください。

    >なお、この動画(2014.12.26)には、後半に須田氏の質問もあり、なかなか面白いので、時間ができた時にじっくり聴き直すつもりです。

    ありがとうございます。私も今、いろいろ立て込んでいて、その動画については、古田氏とのやり取りと、[体内時計 2019年3月31日 11:36 PM]のコメントに書き起こした部分しか確認できていないのですが、時間ができたら拝見してみます。
    こうやって後回しにしてしまえるということは、自分にとってSTAPのプライオリティーが低くなっている、ということなのでしょうね。
    いいことなのだと思いますが。

  18. plus99%さん

    plus99%さんのコメントを拝見し、以前、読んだ、Nature誌の‟Collateral damage: How one misconduct case brought a biology institute to its knees”という記事を読み返しました。
    https://www.nature.com/news/collateral-damage-how-one-misconduct-case-brought-a-biology-institute-to-its-knees-1.17427

    plus99%さんもお読みかと思いますが、この記事を読むと、CDBの解体について、また違った角度から見ることができますね。
    軒下管理人さんも仰っている通り、何を「解体」と捉えるのかは難しいですが、ただ、CDBがどれだけのダメージを受けたのか、受けなかったのかとは別に、以下のように、不正とは無関係な研究者が犠牲になったことだけは、許しがたい事実だと思います。

    Fujiwara has stayed at the CDB, but says that his research has suffered. When he was supported by secure funding from the centre, he had planned a five-year project to map proteins in the extracellular matrix of hair follicles. Now that he must secure year-to-year grants, that project looks harder to realize.

    That will not be easy for Fujiwara. He was just starting to get good data — but is worried that he will have trouble getting funding for the mouse experiments that he needs to even publish his work so far. “It was going to be an important year for us,” he says. Now, he just hopes that his science can survive.

    >学氏のところでも書いた覚えがあるのですが、そもそもなんで改革委は若山氏の解析を持ち出したのかと。理研は調査は終了したというスタンスなわけですが、それを情報隠しをしていると批判するならば、理研も解析をしており、それを発表していないことこそ大問題であって、その解析があることを改革委に隠していたならもっと大問題なんですが。そこでなんで若山氏の解析を出したんでしょうね。

    的外れなコメントでしたら申し訳ないのですが、関連すると思われる記事がありましたので、引用させていただきます。

    「小保方氏がギブアップするしかない」、理研改革委員長の岸氏
    講演でCDB解体の提言書や理研の“情報隠し”に言及
    2014年7月31日 池田宏之(m3.com編集部)
    https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/238366/

    不都合な情報提供しない理研

     岸氏は、理研の事実解明や問題解決に向けた消極的姿勢にも言及した。本来、改革委員会が事実判断のベースとするはずだったCDBの自己点検委員会の報告書の内容については、「文部科学省か理研か分からないが、手を入れたものが出てきた」として、不都合な内容が改革委員会に伝わらない体制であったことを明かした。

     さらに、元CDBで、現在は山梨大学生命環境学部生命工学科の若山照彦氏による、STAP細胞由来とされるマウスの遺伝子解析結果の疑義について解明を求めると、理研は「改革委員会の問題ではない」と回答。STAP細胞の万能性を主張した「Letter論文」についての疑義調査を求めたところ「しない」と2度にわたり回答されたという。

     情報提供も不十分で、報道で若山氏のマウスの問題が出て、理研も報告を受けた時点でも、「理研は決してデータがあるとは言わなかった。報道の疑義は、改革委員会が独自に調査して、『おかしい』と言わないと、疑義に入らないという態度だったという。岸氏は「理研からの情報提供は、(報道などと比較して)最上位の情報源でなかった」と不信感をあらわにした。 改革委員会の委員は結局、委員会の場から理研のスタッフを排除し、マイクの録音のスイッチを切るようになり、最終的な提言を出す段階で、岸氏は、文科省や理研による提言内容の改変を危惧して、PDFで報告するように指示したことも認めた。

     今回の問題の原因について、論文不正は常に一定程度起きるとの認識に立った上で、岸氏は「結論から言うと理研の広報の大失敗」と述べ、iPS細胞との比較を示し、応用可能性を強調した点を疑問視し、「無茶苦茶悪い行為かと言うと、(データの切り貼りなどは)案外単純な話であり、だからこそ理研やCDBの責任は重い」と断じた。

    また、[体内時計 2019年4月2日 11:31 AM]ですが、「plus99%さん」が「Plus99%1さん」になっていました。
    申し訳ありません。

  19. 看板の付け替えとか、理研上層部の責任の取り方が軽過ぎる、というのは、私も感じました。

    ただ、理研全体で5億のマイナスというのは、結局有期雇用の職員が整理された形で現れたものとすれば、犠牲は少なからずあったものと想像します。そうでなくても、普通は予算は前年比で増額されるものでしょうし、特にCDBには重点的に配分される中期的な計画があったんじゃないかと愚考します。それを曲げる程度には影響はあったかと。

    あと、アカデミアが性善説から性悪説に大きく舵を切った切っ掛けにはなったと思っています。その割には、相変わらず研究不正、及び、それを疑わせるような報道も続いていて、何だかなー。

    私のツイッターのTLでは、とどのつまり、財務省が悪い、という意見も散見されます。

  20. 良い天気ですが寒いです。
    押し迫った仕事がいっぱい(涙)ですが、それでも遊びの予定を楽しむために(♪)詰まっている作業を朝の5時起きで始めました。
    キーボードを打つ指が凍えました。
    花冷えというには程が有ります。

    何はともあれ、STAP事件における理研の初期姿勢は、普通(常識的)の文系一般人としても、科学的にどうなの?と疑問を抱かざるを得なかったのは否めません。
    他山の石として他組織、研究者個人としても気を引き締める方向になったことでしょう。
    軒下管理人さんの「アカデミアが性善説から性悪説に大きく舵を切った切っ掛けにはなったと思っています。」は首肯できます。

    さぁ、また頑張ります。
    折々に息抜きにこちらを拝見します。
    美味しいお料理や美しい花などがアップされますように、ため息先生、お願いいたします。
    お笑い話も良いですね。

  21. 体内時計さん

    ご紹介の記事で改革委が問題にしているのは、理研が、再調査すべきと考える材料を持っていてそれを発表しないことです。遠藤氏や若山氏が5月末に新しい報告を突然持ってきたということではないはずなんですね。
    遠藤氏はkahoの日記が書かれる以前から申し立てているのだし、小保方研のロックアウトは3/13で6月頭に若山氏が報告をしてきたときすぐに当該細胞が解析できたのですから、解析を目的にして帰属の仕分けが進んでいたということです。
    一番問題なのは、そうした情報を持っていてそういう活動をしていて5/8に調査終了を宣言したことだと思います。若山氏が6月頭に持ってきた、ということは大事なのかどうかです。これは単にケツに火がついたというだけであって、蓋をしていたことが問題の本質であり、改革委が摘発すべきことなんですが。
    理研の解体についても、研究現場を痛めつける目的で提言されたことではないはずなんですね。不正が起こらないような仕組みを組織として持てということが提言の趣旨です。常に外部の目がある状態の組織、研究の現場の指導ができる理事、その時に言って持って来させるのではなく日常的にいつでもデータがチェックできるような管理方法といったことです。
    研究費の5億円減額は、CDB解体の結果なのか、軒下管理人さん紹介の記事にあるように、文科省が理研に削減するよう求めたものなのか。
    改革委の会見は拍手喝采を浴び、それまで理研は結構叩かれていたわけですが、非難の矛先は小保方氏に一層集約されたように思いますがどうでしょうか。
    理研CDBは解体され、首脳陣は総退陣するのだと思えばもうそうそう非難は浴びせる先がないですからね。竹市氏はクビ宣告、野依氏は騒動を処理した後辞任と思ってますからね。
    文科省の予算を減らせという指示、幾つもの研究室が潰されたというのは単なる見せしめショーですね。やはり理研への非難の矛先を小保方氏に付け替えるだけの機能しかないじゃないですか。
    検証実験が提言と違うことになったことにもそうですが、こうした提言が役に立つ結果になったかということに改革委の方々がなにか仰ったかどうか寡聞にして目にしませんでしたが。
    私は理研の上層部を厳罰に処すべきだったと言っているのではないですよ。不正で研究所トップが辞任した例などないという野依氏の言葉もなるほどと思います。
    ただ、改革委が理研を焼け野原にするようなことを言わなければ、世間は理研に厳しい目を向け続け、検証実験や不正調査のなりゆきをもっとチェックしただろうになと、果たしてすんなり受け入れただろうか言いたいのです。

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