歩行速度と余命

システムエンジニアにはデブが多い」という記事があるが、これは管理人の日頃からの思いでもあります。
これは当然で、大抵時間が迫っている作業を睡眠時間を削ってでも実行しないといけないストレス一杯の業務で、なおかつモニターとキーボードしか道具はなく、使う筋は前腕の筋だけ、ポテトチップは必ず傍にあるし…典型はジュラシック・パークのデニス・ネドリーですね。悪役だからデブなのではなく、SEだからデブなんです。

最初は、スマートだったのが、仕事に入れ込むとどんどん前後左右に成長していくわけですね。

当ブログ管理人は、SEではないけど、それに近いこともやっていたことがあって、普段はYシャツ、背広を着ないのだが、必要に迫らると、あわてて、洋服の青山に行くことになるというのがあった。これではまずいというわけで、運動不足が明瞭なので、一番安上がりの運動をすることにした。ジョギングではなくウオーキングだ。なさけないことにジョギングするとすぐall out になっちゃう。
近くに遊歩道があるので

とGoogle map で測定すると約 11 km でこれを2時間弱で歩いている。すぐ飽きちゃうからいつまで続くか….

高齢者の歩行速度と平均余命というのを調べた人がいる。
Dr. Stephanie Studenski,et al Gait Speed and Survival in Older Adults. JAMA. 2011 Jan 5; 305(1): 50–58.
この論文の図を拝借する。

だそうです。この歩く速度とは” walk at usual pace and from a standing start. ”という指示の下歩いた結果だから、上記の当ブログ管理人の歩行速度とは違う。”普通の”という指示だから、商店街をソフトクリーム片手でチンタラではなく、通勤時の駅まで歩くような感じだろ。勿論遅刻の恐れがあるなんて言う時ではない。

このグラフの歩行速度は m/毎秒 だから、管理人の例では 11km/2hrs だから 1.5 m/s になる。この上記の速度は運動が目的で急いでいるわけだから、”普通の”に当てはまらない。多分 1 m/s そこそこでしょ。とすると管理人の余命は…..

論文を真面目に読んでないからわからないけど、普通の歩行速度が上がったら、余命が伸びるのかどうかを調べているのではないはず。歩行速度と余命の関係を調べただけで、歩行速度が遅いのはそれなりの理由があり、それなりに余命が少ないという状況を示しただけだ。だからスピートを上げたら余命が長くなるかどうかは別問題だ。歩行のための器官に異常・障害があり、早く歩けないという方には、当てはまらない。特に障害のない方のデータを根拠にしているからな。そもそも高齢者が”普通の”歩行速度を上げるのはかなり難しいのでは?

一方、日本人の年齢別歩行速度というデータがある。白衣のドカタというブログに阿久津邦男さんの教科書の表が転載されている。原著がないからこのブログから表を転載すると

で、この表から65歳男性の歩行速度が 66 m/min とすると 1.1 m/s だから、これをStudenski のグラフに当てはめると、余命20年つまり85歳ということになり、そこそこの値になる。

あなたが65歳以上で、歩行に関わる器官・組織に異常がないのなら、一度歩行速度を測ってこのグラフにあてはめたらいいだろ。

死神がいなくても、ろうそくの長さがわかるようだ。

「歩行速度と余命」への4件のフィードバック

  1. 知人がちょっと太り気味ということで、一念発起し、毎日2時間歩いたそうです。2,3か月後に会ったとき、とても痩せていて、ポッコリお腹もしっかり凹んでいました。本人はとても喜んでいました。

    その後、彼の奥さんに会って、彼のことを聞いたら、歩きすぎで膝を悪くし、歩くのを止めたそうです。そうしましたらあっという間にリバウンド。

    こんなこともありますから、ご注意ください。歩行に適したいい靴があればいいですね。

    1. 山の住人さん

      コメントありがとうございます。ありそうなことですね。無理するほど意気地があるわけじゃないので…

      続けることができるか? というレベルですから…

  2.  経路に階段をところどころ入れると、運動量が格段にあがるし、単調さがまぎらわされ、階段ごとに達成感も味わえるので飽きにくくなるのでは?

    1. 科学誌印刷業者さん

      おっしゃる通りで、この遊歩道は車の通る道を陸橋(複数)で交差しているのでアップダウンがあります。この陸橋の脇に車の通る道の歩道との接続の階段があったり、上記の経路以外で南端にたどり着くこともできるので、飽きたら経路を変えてみます。

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