全く

ロコモ25というテストがある。日本運動器科学会というところが提唱したチェックリストである。25問5段階評価で0〜4点の点数を付ける。問題がないのが0点で、動作が困難とか不安が大きいときが4点である。100点は最悪というわけで、16点以上がロコモ(locomotive syndrome)と判定するらしい。

その、第22問

22. 親しい人や友人とのおつき合いを控えていますか。
□ 控えていない
□ 少し控えている
□ 中程度控えている
□ かなり控えている
□ 全く控えている

なんだけど「全く控えている」は日本語としておかしいのでは?
Weblio辞書によると全くの用法は;

強調の用法としては、「全然」「まるで」「てんで」同様、打消しの表現に伴うものが正しいものとされる、それに引き続き消極表現に関する用法がしばしば見られるようになり、それが、単なる強調の表現となる。後者によるほど、誤用との印象をもたれがちとなる。ただし、「まったく」の場合、「本当に」の意味で用いられる場合は、元来、打消し表現と無関係である。

だから「全く」の後に続くのは否定あるいは消極的な表現がいいと思うのはジジイだからだろうか?「全く控えていない」がよくて、「完全に控えている」としたほうがいいな。この学会の役員は外科の先生が多いけど、問題にしなかったのかなぁ。

なんでこんなことを言い出したかというと、25問5肢選択というので、マークシートによるアンケートのフォーマットのサンプルにちょうどいいと思ったわけだ。マークシートによる調査はマークシート用紙が厚くて硬いもので、印刷を業者に依頼するのが普通なわけだ。入学試験に使ったりするからね。折れ曲がったりしてスキャナに取り込めないと面倒だからんだ。

しかし、これでは予算が大してない学部学生の卒業研究のアンケート収集なんかには使えない。フォーマットも自由に作りたいということで普通紙(コピー用紙)で集計するようにしたわけだ。アンケート用紙のサンプルを作っておいて、あとはこれらのサンプルに習って作ってちょうだいと、100問10選択肢を最大として、幾つかのパターンをつくったわけだ。ロコモ25が具体的なサンプルとしてちょうどいいかなと思ってみたら、日本語が…..だったのね。