居眠り学生にペンケース投げつけ

読売新聞によると

長崎大の講師は2013年6月、講義中に私語をしていた学生に対し、必要以上に厳しく叱責し、居眠りをしていた学生にはペンケースを投げつけた。

毎日新聞によると

長崎大の講師が授業に資料を持参しなかった男子学生に「人に迷惑をかけるな」などと怒鳴ったうえ、居眠りをしていた別の学生にペンケースを投げつけるなどし、昨年7月に戒告処分を受けた。

授業中、隣の学生とおしゃべりしている学生に教師が持っているチョークを投げつけたなんてことはよくある話で、詳細あるいは実態は、これらの記事からはわからないけど、戒告処分はきつすぎるかもしれない。

居眠り学生に投げつけるのは、その講師の講義がおもしろくないからだろ。この講師は他にもなにかあるのかもしれない と思うけどどうだろ?

講義中、お喋りする学生は必ずいるわけで、今年の新入生にも出てくるだろう。最初が肝心で、1回目の講義では、まだ学生同士お互いによく知り合っていないし、どんな教師かわからないので、学生は緊張しているのでおしゃべりはないんだよね。2回目、3回目になると学生同士が親しくなってくるので、始めるんだよね。このとき、ボロクソに学生をけなすのさ。「ほら、そこの緑のジャケットを着ているおねーちゃん。」「あんたは、授業料を払っている友達から講義を聞く時間を奪っている泥棒なんだぞ!」とね。これを2回くらいやると、少なくとも管理者の講義では隣の友人とお喋りする学生はいなくなる。それでもおしゃべりするときは、立たせて、隣の友人に向かって「あなたの授業料を盗みました。すみません」と言えとするわけだ。後期の始めでもやるわけだけどね。寝るやつはいるけど、他に迷惑でないから、そして、損するのは寝るやつだから放置だな。管理者の授業は聞く価値があると自負しているけど、違うかもしれない。自負しなければやってられないしね。

しかし、授業中、寝ている学生を起こす手段として許されるのはどこまでだろうか?どこからパワハラになるのだろうか。新聞記事では
1)ペンケースを投げつける  × 戒告処分 になったわけだけど;
2)チョークを投げる
3)こら、起きろと学生の肩を叩く
4)こら、起きろと学生の机を叩く
5)こら、起きろと学生のそばに近寄り口頭だけで注意する
6)起きてくださいと肩を軽く叩く
7)起きてくださいとそばに寄って声をかける
8)起きてくださいと、該当者を特定せず、全員に向かって声をかける
9)寝ている学生がいるようだけど… と全員に言うだけ
10)無視
パワハラにならないための安全策は10)の無視だな。寝ているだけだから、前日のバイトがつらかったんでしょうね、ま、生理学を知らなくても国試通るからね、と優しいのが管理者なのだ。

「そこの緑のジャケットを着ているねーちゃん」 とか 「そこの、髪の毛の真っ赤かなお兄ちゃん」 と学生の氏名と顔が一致しないから指摘するわけだ。こういう表現はアカハラとか言われる可能性があるんだけど、全く気にしないのね。他にどうしたらいい? にーちゃん、ねーちゃん は放送禁止用語か? あ、TV放送でなく、授業か。

講義中寝ていいた結果、成績が素晴らしく良くて、管理者の授業は役に立たないとクレームがくるといいんだけどね。チョークを投げてる必要もないし、辞める口実(懲戒免職の原因かも)になるからな。

なんせモンスター・ペアレントは当然、最近はモンスター・グランドペアレントなんだからな。おじいちゃん、おばあちゃんは金持ちで暇を持て余しているからね。おばあちゃんの方が多いようだけど。

どうして、あんたの子供、孫は、100名中の2、3名なんだから、育て方が素晴らしかった か どうしようもなかった と自慢/反省しないんだろ?その100名中の98名に入らなかったのは素晴らしいのか、どうしようもないのかを判断できないのかな。

自分の子供・孫が素晴らしいと思ったら、いくらでも管理者の教育方法を批判してもいいけどね。うちの子供・孫はこうなんです といわれたって、家庭教師じゃなんだからな。

うちの孫は100名中2名の不出来だった。素晴らしい。管理者の講義だったらうちの孫は100名中の2名になって当然だ。あんな講義じゃ勉強する意味がない。という批判はいまのところないな。