回転椅子を回転させないように…

生理学実習中だ。今日の実習は前庭動眼反射で、その一つに回転後眼振の観察がある。視運動性眼振も実施するがこっちはストライプ模様の厚紙を水平に移動させるだけだから難しくない。回転後眼振でも回転椅子に座らせ回転させて、急に止めればいいわけでむずかしくないが、回転椅子が問題だ。

実習室にある回転椅子はキャスターがついているので被験者を座らせ回転させると椅子がうごいてしまい危険になる。

というのは一昨年から気がついていて、来年の実習はキャスターのない回転椅子を準備しようということになるのだが、失念してしまう。1年に1回の実習だと反省が翌年の実習に反映されにくい。喉元を過ぎると忘れちゃうのだ。

今年もそうで、実習が始まってから、しまった、キャスターのない椅子は…ということになり、学内を探したがない。理系の大学だから実習室にいろんなものがある。しかし、ない。キャスターを壊してもいいのだが、軸が突出しているのでキャスターがないのはまずいのだ。

で、考えた。2x4の木材を井桁のように組んでその上に回転椅子をのせ、キャスターを殺せばいい。

20141118triangle-1

井桁でなく三角形だ。4辺にする木材の量が増える。けちなのだ。

20141118triangle-2

椅子の軸を三角形の中心になるようにおけばいい。椅子の脚が5本なので五角形が正解なのだが….

実習が始まって、急に思いつき、ホームセンターに購入にTAと一緒に行き、切断してもらって、も持ち帰り、金具で固定した。2時間で10セットを購入から作成までを。

つかれた。すごい泥縄ですな。

実習中に実習室で作成していたわけだが、学生はなんの興味も示さない。「日曜工作なう」なんて、言うだけで、「センセ、なにやってんの?おてづだいします?」という声は全くない。興味がないのかなぁ。

N先生がかかった経費をなんとかしてくれるようだ。うれしいな。