証明書をいじったら

とほほ。サーバの証明書なんか購入していない。自己証明だけだ。1年間有効だ。

で期限がきたので、いい加減に削除したり更新したりしているうちにおかしくなってしまった。

Server Fallback SSL Certificateを削除していまったようで、再構築できない。メールソフトからの POP, IMAPアクセスに失敗するのだ。なんとか平文パスワードと暗号化なしにして受け取れることまで戻した。

なぜか、今度は〜(チルダ)無しでWebページにアクセス可能にした設定がうまくいかず、〜無しでもいいブログと〜がないと接続できないブログができてしまった。シンボリック・リンクは別にこわれていないようなのだが。

直さないと。どこがおかしいのかまだわかっていない。

[ 追記 ] 6月30日

証明書を新規に作成し、その利用範囲を web .. メール..とすべてに対応させることができるようになった。それまではうまく行かないところがあったのだが、何故か時間が経過したらできるようになった。

〜も問題なくなったようだ。

 

お話は面白くないと頭に残らない

呼吸器系の講義だ。当然ヘモグロビンが出てくる。ヘモグロビンを解説するにあたり、地球の大気の組成の45億年の変化から、温度が高いとガスは水に溶けない話(炭酸水の入った瓶をお湯に浸けると泡がでてくるでしょ?)をして、だから動物は血液に酸素を運搬するタンパクを開発したと説明したのだ。脊椎動物やミミズ(正確ではないけど)は赤いヘモグロビン、軟体動物は青いヘモシャニンを進化の途中で開発してきたのだと説明したのだ。ここまではお話なので講義で配布したプリントにはない。 講義の最後の10分間は4肢選択問題を、プリント、ノート、持参した教科書を見て解答してよいというテストを行っている。
水に解ける酸素の量は
1.温度が低いほど多い
2.温度が高いほど多い
3.温度に関係ない
4.37℃付近が最大となる
という試験を出したら正解率は45%。講義の最初の部分で、興味を引くかなぁとお話をしたわけだが、頭に残っていないという証明になってしまった。いきなりヘモグロビンの性質を講義するより、何故ヘモグロビンを持っていると有利なのかを説明したほうが理解しやすいのではと思ったのだが、意味があったか疑問だ。

[ 追記 ] 説明せよとコメントがあったので;

水槽に飼っている金魚が夏場、水面で口をパクパクしているのを見たことがあるでしょ?ない?じゃ、今度の縁日で金魚すくいやって、金魚鉢にいれて、ひなたに置いてくれ。

恒温動物のほうが変温動物より有利である。体温が高ければ化学反応速度は大きくなり有利である。しかし42度を越えると、生体のタンパクが非可逆的に変化して死にいたる。というわけで恒温動物の体温は37度前後に進化してきたのだ。体温を高く保つためには、より多くの食物を必要とするが、これは生存に不利だ。それでも体温を高く一定に保つほうが、冬に体温が低くなって行動がのろくなり敵に襲われるよりましなのだ。ともかく体温が高いほうが生存に有利で、恐竜やその後裔の鳥類と哺乳類は恒温動物として進化した結果なのだ。

動物は、酸素を使って炭水化物からエネルギーを得ている。つまり酸素が必要なのだ。多細胞生物では、ガス交換を行う鰓や肺から酸素を消費する体のあちこちの組織・器官に酸素を供給するのが循環系なのだ。つまり供給源と消費地を結ぶのが循環系なのだ。循環系に流れる液体が、水溶液だけだと、液体に溶け込む酸素量は、そもそも少ないし、さらに温度が高いとより少なくなってしまう。これは生命現象とはちがう物理化学現象で、したがって体温が高いと不利だ。これを凌駕するためには別の方法が必要だ。酸素を必要としている組織・器官により多くの酸素を供給するためには酸素を運ぶ別の手段が必要になる。というわけで、血液の中に酸素運搬タンパクを動物は開発してきたのだ。ミミズでも、タコ、イカでも魚でも哺乳類でもこのタンパクがあるからより多くの酸素を末梢組織に送り込む事ができる。血液中に小さなタンパクが溶けていると、なにかと処分するにも面倒なので、実際にはこのタンパクは血球内に閉じ込められている。ヒトでは98%以上の酸素がこのタンパクに結合して運ばれる。このタンパクが哺乳類の場合はヘモグロビンで軟体動物はヘモシャニンなのだ。ちなみに数億年前から存在しているカブトガニもヘモシャニンなのだ。ヘモシャニンは銅イオンを含む。銅イオンを含むと青くなる。鉄イオンを含むと赤くなる。ヘモグロビンは鉄イオンを含むので赤い。筋にある酸素結合タンパクはミオグロビンといって、こいつも鉄イオンを含む。だから赤い。肉屋で塊の肉を買って来て、包丁で切ると切り口がしばらくするとピンク色に変化する。筋のミオグロビンに酸素がくっついてピンクになるのだ。ミオグロビンは筋細胞内の酸素貯蔵タンパクなのだ。

ちなみにヘモグロビンを閉じ込めているのが赤血球だから、赤血球の役目は酸素運搬というわけだ。運搬する細胞が酸素を消費するのは好ましくない。もうこの細胞は代謝活動をしてもらっては困る。だから赤血球はミトコンドリアを含まない。核も含まない。とはいいつつ生きている必要もあるわけで、酸素を使わない解糖だけでエネルギーを得る。この解糖のときできるのが2,3DPG(2,3-diphosphoglycerate, 23-BPG:2,3-bisphosphoglycerate)でこれが多いとヘモグロビンは酸素を離し易くなる。赤血球の寿命は120日である。使い捨てなのだ。

冷凍イカを買って来て、内臓を取り出し、オキシフル(殺菌剤だな。過酸化水素水だ)をふりかけると鰓が青くなる。つまり鰓に血液=ヘモシャニンが溜まっているので酸素と結合して青く発色する。カブトガニの血液は青い。

空気中に生きている我々は大気の酸素が21%と多いので酸素を取り入れ易いが、水中に済む金魚は水の温度が高くなると水中の酸素が少なくなり、水面でパクパクするようになる。そもそも酸素を摂取するという意味では、酸素濃度の低い水中は不利なのだ。陸上動物は魚に比べ有利なのだ。

大気に21%=150mmHgの酸素があるが、肺胞では湿度100%つまり水蒸気圧が47mmHgもあるので、肺胞の酸素分圧は100mmHgになってしまう。二酸化炭素分圧も40mmHgと高い。肺静脈を流れる動脈血の酸素は100~95mmHgだ。つまり血液中のヘモグロビンは肺を通過すると酸素で満タンになって心臓へ流れて行くのだ。この肺胞の酸素分圧は呼吸を盛んにすればほんの少しは高くなる。しかし、すでにヘモグロビンは酸素で満タンである。安静呼吸でも過呼吸でも肺静脈を流れるヘモグロビンは酸素で満タンなのだ。動脈血中の酸素分圧は高くなれないのだ。だから運動するとき=筋が酸素を必要としているとき酸素の供給量を増やすためには血流量を増やすしかない。

一方、二酸化炭素について考えると、大気に含まれる二酸化炭素は0.03%と非常に少ない。肺胞の二酸化炭素分圧は40mmHgと高いがこれは肺動脈を流れる静脈血によって肺胞へ供給された結果だ。こっちは呼吸運動が盛んになると大気の二酸化炭素がほぼ0mmHgなのでドンドン減ってしまう。したがって動脈血の二酸化炭素分圧は正常時に40mmHgと高いのだが、過呼吸でドンドン下がってしまう。つまり末梢で運動等で二酸化炭素を盛んに産生していないときに、意識して過呼吸すると動脈血の酸素分圧は変化しないのに、二酸化炭素分圧はどんどんさがってしまう。過呼吸で血液は酸素を溜め込むことはできないが、二酸化炭素を失うことになる。安静時にもうすでにヘモグロビンは酸素で満タンになっているからだ。

呼吸運動の調節は主に動脈血中の二酸化炭素分圧を感受して行われる。過呼吸して二酸化炭素分圧が下がると、もう呼吸する必要がないということになってしまう。意識して過呼吸を続けることが出来ない理由だ。過呼吸を続けて見なさい。苦しくてもう呼吸できなくなるよ。

素潜りするとき、深呼吸を繰り返し酸素を蓄えようと考えるがこれは間違えなのだ。このとき動脈血の酸素分圧はほとんど変わらず、二酸化炭素分圧が低下してしまう。そのまま、潜ると酸素を消費し酸素分圧が低下し二酸化炭素分圧が上昇してくる。酸素分圧より二酸化炭素分圧が呼吸運動に与える影響が大きいので、二酸化炭素分圧の上昇の前に酸素分圧が低くなりすぎると、神経は機能を失う=失神することになる。つまり、二酸化炭素分圧が上昇して息苦しく感じる前に失神してしまうことになってしまう。素潜りをするとき普通はその前に運動していて二酸化炭素を発生しているのでこのようなことはめったにないが、なにも準備運動をせず、プールで水に入って過呼吸のあとに潜るとまずいことになる場合がある。プールの底で動かなくなっちゃうのだ。このときは息苦しく感じることはなく失神してしまったのだ。

ギリシャ戦

あーあ。引き分けだよ。

クモの糸でぶらさがった小保方見たいだ。小保方は若山教授を蹴落とせばいいかもしれないが、ワールドカップの方は蹴落とす相手がいないから、だめかも。コロンビアのやる気のなさとギリシャが頑張って引き分けにしてもらうことにお願いするしかない。

25日は朝5時からか。

Webメールサーバ容量逼迫のお知らせ

Webメールサーバ容量逼迫のお知らせというのが来た。 最大容量はお一人当たり100Mb迄となっております。

たった100MBかよ。ま、協力は惜しまないので、4月以前のメール、つまり昨年度以前のメールをすべて削除したけど、オーバーフローしている。もっと削らないといけない。いやだ。IMAPなんだからしょうがないだろ。保存させろよな。Webメールでしかアクセスしていない人はどうするんだろ。自分のPCに過去のメールがないことになる。Googleだって5GBはいいんだろ?

過去メールをパソコンに保存するのはいいけど、パソコンこけたら、なくなっちゃうんだよね。だからサーバに残しておきたいんだよね。

しかし、こっちの大学の医学では無制限としてあるんだよね。調べたらトップのxxGBも使っているのが、大学の一番偉い人だ。管理者もトップ20に入っていてxGB使っているんだけどね。

突然アクセスできなくなった

あっちの大学の学科では学科教員共通のファイルサーバがある。windowsサーバだ。windowsを使ったファイル共有なので、研究室内のルータはUDP, TCP のポート番号が 137, 138, 139 を開けておかないと到達できない。MacからのSMBでも同じだと理解していた。こっちは445も開けないといけないのかもしれない。

はず…で閉じていても使えていたのでおかしいなと思いつつ…ま、接続できるからいいか。閉じておく分には問題ない。

といういいかげんなことをやっていたけど、Webページの開き方が遅いのでDNSを変えたらいいのかな、GoogleのDNS(8.8.8.8 と 8.8.4.4)が使が使えるかな?などとルータの設定をいじっていてルータを再起動したりしていたら、接続できなくなった。

しょうがないから、学科のファイルサーバだけは通過させるようにした。これが本来の在り方だな。

TCPとUDP を送信元ファイルサーバのアドレスから、受信先 アドレスを * として通過させる。をフィルタのトップに置いて(これが優先順位最高位)、135, 137〜139, 445 は出入り禁止とした。

これで、問題はなくなった。研究室外からはこの共通のファイルサーバ以外からは研究室内を覗けないはず。ファイルサーバを使って管理者の研究室内を荒らすなどということは、多分だれもやらないだろ。ほかの研究室から管理者の研究室内のプリンタなんか使われたらかないわないし、研究室内のパソコンは互いにファイル共有しているから、これにアクセスされたらかなわないもんね。

しかし、大学指定のDNSサーバはprimary はping で1 ms以内に応答するのだが、secondary は応答に5 ms以上かかる。なんてこった。どこに置いててあるのか知らない。secondary ということでぼろいパソコンを流用しているのだろうか?

異常心電図

心電図を記録する実習を行った。2学科合計約170名だ。病院に導入されている本格的な心電図計で実習すると、ボタン一つ押すだけで終わってしまう。原理とか方法を説明しても頭に入らないし、その上にボタン一つだったら学習にならない。

1年生なので、また医師を養成するわけじゃないので、だだのアンプを使って電極の組み合わせだけで記録する実習だ。標準肢誘導だけだ。胸部単極誘導はやらない。全員が被験者になり、全員が測定者になるという実習なので、電極を正しい位置に付けるだけで時間がなくなるし、女子は別室ということになるが、その空間がないからだ。

このくらいの学生数だと毎年1、2名に異常心電図が見られる。もちろん、若いし、運動選手ではないし、日常生活に支障がでてくるような重症ではない。

今年も、2対1の房室ブロック、洞性不整脈の学生がいた。学生に健康診断で異常があると言われなかった?ときいたら、中学のとき言われたけど、大学での健康診断ではなにも言われていない だと。

健康診断の心電図を読むのはレジデントや大学院程度の若い経験不足のアルバイト医師だ。やる気だってない。それにしてもひどい。明らかな異常を見逃している。胸部レントゲンだって多分異常を見逃しているに違いない。集団検診は、こんなもんだろ。血液検査は血液を分析会社に送り、そこの分析機械が自動的に数値として出てくる検査だから、医者が判定しなくても異常が判定される。心電図だって、最近は自動的に異常を心電図計が知らせるだろ?大学の集団検診は、若い学生なのでほとんどが正常だし、異常があっても訴えることがない。高齢者の検診だと、異常の頻度が高いから見逃されにくい。

ひどいもんだ。

ネットが遅い

ネットのスピード測定は、特定の相手先が決まっていれば早くなった・遅くなった、どこに原因がある、とかを調べて意味があるが、メールサーバ以外は特定の接続先がないので、公開されているスピード測定サイトでおおまかな情報を得るしかない。

こっちの大学では、以前はユーザの少ない時間帯では50〜70 Mb/s 程度のスピードだったが、最近は20〜30 Mb/s になってる。このくらい下がると、使っていて遅いのが何となくわかる。

あっちの大学では以前は10 Mb/s という情けない値だったのが、年が開けてから、回線のスピードを上げたので50 Mb/s以上に上昇した。あっちの大学に赴任してすぐ、文句を言ったからかもしれない。3年かかったわけだ。なんせ苦情がどのくらいあったのか公開していない大学だし、苦情を言う人も少ないようだし。管理部門は遅いのを承知していたが、苦情がなければ、ユーザはこれでも問題ないと思っていると認識するだろうね。予算の面もあるからかもしれない。

6月9日9時〜9時半ころの値だ
こっちの大学では
http://www.musen-lan.com/speed/ で 下り: 23.69Mbps、上り:22.47Mbps
https://flets.com/speedtest/ で  20.12Mbps
http://www.usen.com/speedtest02/ で20.2427Mbps

あっちの大学では
http://www.musen-lan.com/speed/ で 下り: 92.06Mbps、上り:82.47Mbps
https://flets.com/speedtest/ で 下り88.49Mbps
http://www.usen.com/speedtest02/ で 58.298Mbps

こっちの大学の所属部署のルータの下にない大学のバックボーンに接続したルータの下のパソコンでの計測だ。パソコンの性能のせいではない。所属部署のルータは最近何故かオーバーフローが頻繁に発生し遅くなるのが1日に2回くらいある。これはユーザが多量のパケットを飛ばしているからだ。 Adobe Flush Player を介してウイルス感染したパソコンがあるのかもしれない。ルータがsyslogを吐き出すのが間に合わないようだ。syslogの吐き出しを止めて様子見だ。sysylog がないと障害の原因がつかめないので止めるのはほんの少しの時間だけ。

[ 追記 ]

こっちの大学が遅いのは、管理者が使っているノートの無線のせいだった。無線AP経由でなければ70Mbps程度だ。おかしい、この無線APとはは11nで接続できているのに。2.4GHz でなんか他の電波が飛んでいる可能性がある。以前は相応に早かったのだ。最近だな。5GHz、11a, 11n 対応に買い替えるひつようがあるのかな。

あぢ あぢ の続き

あぢ あぢ なので温度設定を下げろと申し入れたことは前に書いた。これを読んだある方が、私たちも以前申し入れたんだけど、「該当するのが100ヶもあるし、上の部署からの指示もないから…」とネガティブな返事しかもらえなかったそうな。

なんてこった。便座の温度設定を夏になったので変更するのに、いちいち上の部署からの指示を仰ぐのかよ。学生に、「考えろ!世の中に正解がないときだってあるんだ。」と教えているところだだが、どうやら事務職員にもあてはまるようだ。自分で判断すると責任を問われるのでいやなのか。低温火傷になったら責任取るのか?便座の温度管理責任は理事長にあるのかよ。

今朝も利用したわけだが、雑誌の記事1つを読み終えることができなかった。頭にきたのでネットでマニュアル探して、再び行って設定してきた。温度設定は高・中・低の3段階しかないから低にしてきてやった。明日から論文をゆっくり読めるだろう。マニュアルの該当ページを印刷して、管理者より先にクレームを付けた人にあげた。管理者が100ヶの便座の温度設定をするのは、あんまりだろ?利用者が、自分の良く使うところだけ設定しちゃえばいいのだ。

[ 追記 ]

なんと、クレームを付けた人の所に事務職員がきて、管理者が渡したマニュアルをコピーして持っていったそうな。これを見て設定するらしい。

サッカーTV観戦の個人的メモ

6月3日(火)10時〜 vs コスタリカ 練習試合 :大学の実習が10時半からとぶつかって見られない。大学のオフィスで、地上波だから見ることができる。中年Hが実習の責任者だからすべて任せるかな?一応、録画だな、週末に見るか。でも結果や評価をニュースで知ることになるから録画しても見ない可能性が大だ。

6月7日(土)8時30分〜 vs ザンビア 練習試合 :自宅で見ることができる

6月15日(日) 10時〜 vs コートジュボワール :自宅で見ることができる

6月20日(金)7時〜 vs ギリシャ :金曜日で授業会議がないのでぎりぎり9時出校にまにあうだろ。

6月25日(水) 5時〜  vs コロンビア :1限(9時)から講義・実習だが、見ることができる。

残念なのは、ビール片手で見る時間帯ではない。くそ。録画してニュースをシャットダウンして録画をビール片手で見る手があるか。

以前は大学内でスクリーンにプロジェクタで映して、パブリックビューイングをやったけど、今回はだめだな。

[ 追記 ]

15日、昼に法事の予定が入ってしまった。こんなとき法事なんかするなよな。前日だったらいいのに。

コピペ判定ソフト

前の中年Hがおちょくられているという記事で、学生のコピペ判定ソフトに対抗する手段について書いた。では学生がコピペ判定ソフトをかいくぐる方法がほかにどのような方法があるか、ネットにあるかをちと調べた。

レポートを電子ファイルでしか受け取らないというところが、最近は多いからね。多くの大学が導入しているe-learnigと称するシステムのほとんどが電子媒体のレポートを提出できるようになっているからね。コピペに悩む大学教員は多いに決まっている。学生もコピペ判定ソフトをかいくぐる方法を工夫しているに違いない。

検索した結果、語尾を変えたり、漢字とひらがなを変える変える、コピペしないで同じ文書を手打ちで書く、程度しか思いついていないようだ。たいしたことはない。それに比べ、中年H担当の学生が採用した方法はもっと高度といえるかもしれない。語尾を変えたり、でます調をである調に変えるとか、そのような操作をするくらいないら最初からオリジナルな文書を書いたほうが早いからね。それより全く関係のない文書を貼付ける方法は簡単だ。

最初、こっちの大学でコピペ判定ソフトを導入し、すべての教員にこういう物を導入したから使えるよと案内したら、一人の教員から、学生を信用せず、そのようなソフトを導入するとはけしからんというコメントをいただいた。ま、そうだけどね。現実はコピペがあるんだから、つまりすべての学生を信用するわけにいかないのだからしょうがない。使いたくなければ使わないでいいのだ。使いたい教員だけが使えばいいのさ。使いたくて使っているのじゃないしね。使い方を間違えて、「何%以上だったらコピペとする」などとするからいけないのさ。あくまでも、スクリーニングのための道具さ。

こういう道具はアホ大学教授量産器だと決めつけている人もいるね。現場を知らない人ですな。この人の言い分だと、管理者はアホ大学教授ですな。「コピペのつぎはぎ文章なんて、読めば分かりますよ。」と主張するけど、でその通りだけど、それがコピペであると判定するには根拠が必要でしょ?どうやって証明するのさ。100通の、場合にによっては前年度のさらに100通のレポートからコピペ部分を探すことできる?来週には次の実習、次のレポートの提出があるんだよ。