RTX3000

先日こけたと思われるRTX3000をラックから引き出し、本当にこけたのかをチェックしてみようと思う。

MacAirしか手元にないのでUSB-RS232C変換アダプタとして、これは手元にあったやつで、SANWA USB-CVRS9 を使うことにする。
Mac用のドライバがないのでuc232a_v2.1mac.zipをATENからダウンロードしインストールした。ターミナルを起動し、

$ ls /dev/tty.*

としたら、

/dev/tty.Bluetooth-Modem /dev/tty.Bluetooth-PDA-Sync /dev/tty.UC-232AC

と返ってきて変換機は認識されているのがわかる。しかし、

$ screen /dev/tty.UC-232AC

とやってもなんの反応もない。

RS232Cケーブルがクロスでないといけないのではと、思いクロスケーブルを探し出し再度挑戦してもなんもいってこない。
む、とおもいきやリターンキーを押したら

Password:

と聞いてきた。やはりRC232Cケーブルは、この変換機を使ってもクロスでないとだめなようだ。そりゃそうだろな。

screenを終了するには、Ctrlキーを押しながらAを押して、そのままCtrlキーを離さずに¥を押す。

>プロンプトのあとにpingで設定してあったルータの上流のip address を入力して送ったら、ちゃんと応答している。ホントにこけたんだろうか?

保護者会

あっちの大学では明日から学園祭だ。この学園祭の最中に保護者会なるものが開催される。こっちの大学ではあったのかな?あった/あるとしても出たことがないし、興味もなかった。

保護者会には教員紹介というのがあって、これに出ないといけない。

ほとんどの私立大学では保護者会なるものが存在する。いまどきの大学生は管理者のような年寄りの学生時代とちがって、高校生並みだからな。だいたい授業料がちがう。管理者が大学生のときの授業料は年間1万円か2万円とかだったような気がする。文科省のページは昭和50年からしか掲載されていない。それより前だからな。昭和50年で年間3万6千円だったようだ。物価がちがうとはいえ、当時はバイトしていれば自分で授業料が払えたし、事実、自分で払っていた。ある年、半年毎の納入は面倒だからもっと払うと事務に行ったら断られた。今では私大では年間150万円なんてのが普通だから親の負担が大変だ。年収700万円に満たない親が二人の子供を私大におくりこむために300万円も払えない。これだけ金をつぎ込んでいるんだから投資に見合うだけの教育がなされているかどうか気になるよな。管理者の学生のときは、いつになったら就職するのかだけが親の興味だったような気がする。家計には負担がそんなにあったわけではないのにだ。大学院なんかに行ったからだよね。

というわけで、子供を教えている教員がまともかどうかが親には気になるだろうな。管理者のようなのを「これがあなたのご子息を教育している者ですよ」と大学が紹介していいんだろうか。

レポートの採点

あっちの大学の生理学の実習は毎週ある。その度にレポートを提出させている。ともかくレポートが書けないからだ。半年以上経過したが、ようやく形になってきた。しかし、考察が書けないんだよね。これまで経験したことがなかったから当然なんだけど。

管理者が大学生のとき、考察を書くのが大変だったのを思い出す。しかし、当時は考察に自分の考えを書いてもなんの応答もなかった。管理者の卒業した大学では学科の定員がたったの20名だったんぞ。それでもレポートを提出しても忘れた頃にもどってきて赤字がはいっていることがなかった。当時の大学教員てのは、今から考えるとひどいもんだ。学生へのサービスなんていう概念がなかったからな。

昔に比べると、今の教員の負担は大変だ。少なくともあっちの大学では。100名を超える学生のレポートすべてに赤字を入れて評価しないといけない。しかも1週間以内に(と自分で決めているのであって、規則があるわけではない)。レポート提出締め切りが1週間後で、さらに1週間遅れて学生が評価を知るわけだ。2週間遅れるので、なかなか次のレポートに反映されない。

レポート1つに5分かけるとして、休み無しで8時間以上かかる。つまり丸1日必要なわけだ。丸々1日、レポート採点に費やすというのはかなりつらいことだ。1日で終わることがない。単純労働の8時間とはちがうからな。100通のレポートはそれぞれにユニークであるはずがない。どれとどれが同じかを調べればいいだろうが、そんな時間がない。コピペルナーなるソフトを使ってみるが、役にたたない。なぜかというと、考察に教科書引用として、教科書の記述をコピー・ペーストしているのが圧倒的に多いからなのだ。このソフトで検出すると教科書の引用部分がすべてひっかかりどれも類似度が高くなってしまう。その引用部分を除いて調べればいいのだろうが、どこが共通の引用部分かを調べていたら時間がかかってしょうがない。一人のレポートにコメントすると、同じ内容の別のレポートにも同じコメントを書かねばならない。これは非常につらいことだ。こっちは、またかよと思っても、個々の学生は同じコメントかどうかわからないからな。

学生に他の実習のレポートはどのように採点されて返ってくる?と聞いたら、「返ってこない」だって。うぅぅぅ!!! それもないよな。課題を課したら返事しないと。管理者はまじめすぎるのかなぁ。

こっちの大学でもレポートがめちゃめちゃだったので、レポートの書き方という文書を作成し、学生に配布したわけだ。学生がどこまで読んでいるかわからないけど。その効果はよくわからない。効果があったかどうかわからないうちに、転職し、もう担当していないからだ。現在も配布しているけれど、読んでいないだろうな。

あっちの大学でも同じ文書を学生に配布した。意味がなかった。絵がない、文字だらけだ、学生は読みこなせない、ということが、半年かかってわかったわけだ。

ある出版社から、漫画生理学に類する本の執筆依頼がきた、もう1年半前の話だ。当時は、時間に余裕があると思え、半年で脱稿と思ったので応じたのだが、その直後、学系長をやらされ、さらに転職と、めちゃめちゃに忙しくなり、校了したのがつい先日。編集者とのやりとりで、最初に起こした原稿はどんどんボツになった。編集者がどんどん書き換えちゃうのだ。なぜかというと文章が多い、むずかしいからだ。ものすごくいやだったのだが、あっちの大学で教鞭を取ってみるとよくわかるようになった。しかし、レベルを下げたくないよね。このブログだって絵とか写真がないと誰も読まないだろうな。

こんなことを書いてないで、さっさとレポート採点にかかるべきだ。まだ20名分くらいしか終わってない(月曜日朝、現在)。すぐあきちゃうんだよね。で、考えることは、共通の間違いの指摘、コメントを文書にして渡すことなんだけど、その文書を書くのにも時間がかかる。なにが共通の問題であるかを抽出するためには全部のレポートを読まないといけない。とほほ…… しかし午前中の頭がまだ正常な時間をレポート採点に費やしたくないんだよね。

あぅあぅ 定期停電から回復が順調だったことがない。

10月の第3週末は大学の電源の定期点検のため停電だ。毎年、苦労する。なんだか毎回うまくすべてが再起動できないんだよね。

今年は、サーバ本体を学情に移動し、この電源は学情の方で管理されるから問題はないはず…..ま、毎年問題ないはず、が問題が生じるんだよね。

今回は、サーバ本体が学情にあるから、こちらで面倒をみるのはローカルな設備だけ。サーバ本体は電源が維持されるし、基幹のネットワークも維持されるはず。したがってVLANを作っている都合上、電算機室のスイッチの電源さえ確保できるのだったら、学外からメールの送受信はできるはず。ということで、土曜日の朝の停電時に仮説電源から電源をひっぱってきて、電算機室のスイッチに電源を供給した。学外からアクセスしてメールの送受信できた。夕方5時過ぎに電源が回復するので、回復したらスイッチの電源を本来の電源にもどした。土曜日、夜医学内からネットワークが利用可能になった。日曜日、朝、再び停電になるので、また仮設電源から電源を供給した。で、夕方5時過ぎ、電源が回復したとき、本来の電源に戻した。これで、土曜日と日曜日の日中は学外からのみアクセス可能、土曜の夜から日曜の朝は通常通り医学内から利用可能、日曜日午後5時過ぎから、通常通り利用可能となった。日曜日、夕方、電源を本来の供給源に接続し、mikeのネットワークが問題ないことを確認して帰宅。医学内のネットワークはチェックしなかった。問題ないだろということだからな。あとから、考えると、かりにこのときチェックしても問題は発見されなかった。

月曜日、朝、きて、mikeの配下のネットワークが動くので、のんびりと、あっちの大学の実習書をつくっていたら、基盤室職員がきて、ネットがつながらないという。うぅぅぅぅ。

調べたら、学情が設置したスイッチがいまいち動作確認がとれていないとのこと。そのせいかも…..学情の職員がきて、設定を直して、スイッチ類は問題なくなった。しかし、医学内からネットに接続できない状況は変わらない。ip address が取得できないのだ。

というわけApresiaがこけたか、ルータ(RTX3000)がこけたかだ。ある利用者から、日曜日の朝4時半まで利用できていたとの連絡があった。したがって、停電からの回復操作は正常に行われ、ネットは動いていたことになる。朝4時半から7時半までの3時間になにかが起こったことになる。

ここから先は、わからないので、本年度から委託した業者の出番だ。来てもらって調べたが、なかなか原因がわからない。ping を送るのだが、その返信時間が一定でない。どっかのサブネットが過大なパケットを送り出している可能性がある。昔、電源が回復したとき、サージでパソコンのNICが壊れ、めちゃくちゃなパケットを出し続けたことがあって、これがトラブルの原因だったことがあった。

というわけで、末端のネットワーク機器またはパソコンがめちゃくちゃにパケットを飛ばしているのではないかと疑った。サブネットのケーブルを抜き差ししたが、状況が変わるようで変わらない。ルータApresiaのスイッチを再起動するとほんの数分間だけ問題なくなる。しかし、数分経つと機能しなくなる。ウイルス感染したPCはネットが遮断されると動作をやめ、しばらくおとなしいが、ネットの接続が確認されると、パケットを出すやつがいる。古いタイプのウイルスね。今のは、ユーザがわからないようにパケットをだすのだ。だから末端のPCまたはネットワーク機器がおかしいのではと疑ったのが敗因だった。時間ばかりかかり、どのサブネットが接続すると、ネットが落ちるのか、わからない。

業者の人がようやく、ルータにコマンドを送るとルータがフリーズすることを発見。ルータ予備機に交換。しかし改善されない。予備機のアップデートができてなかった。アップデートしようやく解決。

ルータがこけたのだ。ルータがこけた原因は不明。停電は直接の原因ではなさそうだ。電源をもとに戻して8時間以上正常に動作したから。しかし、負荷が少なかったので動作していたのかもしれない。

というわけで、こけたルータは廃棄にし、予備機で運用。新しいルータを購入することとした。

あー、くたびれた。午後2時半までかかった。

追記

翌日、寝過ごした。あっちの大学へ行くのが遅くなった。くたびれていたからな。