「雑感」カテゴリーアーカイブ

投票先がない

自民党しか当選しない小選挙区に済むようになって、ん年なんだけど、選挙権を得てから自民党に投票したことがないので、この地で投票した候補者が国会議員になったことがない。

自らを最高権力者だといったり、立法府の長だなんていう右翼が党首の党を好きになったことがない。

今回のこの地の小選挙区の立候補予定者は、今日の新聞によると、自民、希望、共産の3名だけだ。

学生時代から共産党は、民青の諸君を見ていたから、大嫌い。なんせ上からの命令は絶対だもんね。

希望は政策も戦略もなく、戦術だけだもんな。野田数という大日本帝国憲法復活を主張するUltra Rightを所属政治団体の代表にしたりしたが、党首本人の政治的スタンスはwiki をみてもよくわからない。その場その場で勝ちそうな側につくんだからな。同好の士が集まっているんだろうな。花粉症をゼロにするとはどういうことだ?杉を国内から一掃するんだろうか?それとも花粉症患者を一掃するんだろうか?政治とは関係ない事項を公約にするなよな。できないんだから。

つーわけで投票先がないのだ。比例区しかないのだ。

ジジイの頭

ジジイ(ババアもそうかもしれないけど、ジジイのほうが顕著だ)の頭では、新規の情報は繰り返し入れないとすぐ飛んでいってなくなってしまう。

年1回の実習では、その度に改善点が何らかの形ででてくる。実習準備段階から、提出されたレポートの評価に渡ってである。で、当然ながら、来年の実習はここを改善しようと、ほかの実習担当教員と話すわけだ。ほかの実習担当教員とは管理人よりはるかに若いことになる。 次の年になって、その反省を踏まえた実習をすべきなのだが、前回の反省・改善点はジジイの頭にまったくなく、もっと前の前前前回くらいの反省点なんかが思い浮かび、若い実習担当教員にそれは昔で、去年はこうでしたと怒られるのだ。なさけないですな。

こんなことを書き始めた理由は、子宮頸がんワクチン論争 はっきり示された専門家の総意 小児科学会が投じた決着への一石 村中璃子 という記事を読んだからだ。この記事によると

日本小児科学会の前会長横田氏は、当初は小児に対するワクチン摂取に対して積極的な小児科医だったのだが、定年退職の頃から、子宮頸がんワクチンは思春期の少女たちに副反応を引き起こすという立場に変わった。横田氏の小児学会での反子宮頸がんワクチンの講演は、タイトルからして情緒的で、証拠を基準とした現代の医学のあり方で動いている医師を説得するにいたらなかった。

そうな。

ジジイは、新しいことを吸収消化できず、これまでの経験から偏って抽出された事象から抽象的・情緒的な表現でしか意見表明できず、証拠を示すことがないので、若い現役を説得できない。いい加減に引退すべき、あるいはそれでもいいような分野で働くしかない なんて思うわけです。

映画シンゴジラがTVに登場するらしい

シンゴジラを見たときふきだしそうになったのは、その目玉だ。

https://twitter.com/shuichi_waterから

白目のある動物って人間だけだと思うよ。

だから嘘着くと目が泳いでてばれちゃうんだけど、誰かさんのように、自分の嘘を真実と思い込んでいると目が泳がないんだよね。それで記者会見では騙された方々がでてきたんだよね。

Little Rocket Man

組織は、近視眼的であり、情報のすべてを俯瞰することなく、組織構成員の過去の経験、直近の教育訓練、現在の責任範囲などに由来する特定の分野のみに着目する。国家が合理的に行動することはない

というのが今日の毎日新聞の書評にあった、スコット・セーガンという方の言葉だ。拙ブログ管理人はこれに「メンツを維持する方向で動く」を加えたい。

トランプが金正恩をLittle Rocket Man ちびロケットマン

とけなしている。ロシアの外相は幼稚園児の喧嘩だと批判しているが、収まることはないだろう。

金正恩はここまで進んでしまったのを、引き下げるわけにはいかない。国内での地位の確保が最優先だからな。米国の方は、選挙で大統領が首になることがありうるので、このまま突っ張っている状態が続き、選挙で変化することはありうるが、北朝鮮は選挙なんかないからだめだろうな。金正恩をだれも首にできないからね。

擁護のブログがどんどん潰れていっているようだ。ついにteabreakと学とみ子だけという状況だ。こっちは「過去の経験、直近の教育訓練」から擁護に走ったものの、その後体制を維持するエネルギーなんかないし、状況を俯瞰できないけど、匿名ブログなんで「メンツ」も関係ないからね。だまって消滅していくだけですね。北朝鮮も静かに沈殿してくれればいいんだけど、そうはいかないようですな。

で、迷惑なのは騙され続けている北朝鮮人民、戦争状態になったらソウル住民、沖縄住民か。かなわないよな。

なんとか金正恩のメンツを立てる実質のある妥協案をトランプが工夫するのがいいんだろうけど、トランプはメンツを立ててもらって来た人生だったのでだめなんだろうな。金正恩は約束を守ったこともないから、これまでの妥協策は全部だめだったこともあるし….

我が安倍総理は、対話や約束は守られてこないから効果がなかったといって強行策をトランプと一緒にとるわけだが、経済封鎖のような強攻策も効果がなかったわけだし…

なんとか北朝鮮での報道の自由が確保できればいいんだけどね。内部から崩れるのがもっとも被害が少ないと思う所だけどね。

夜の衛星からの撮影で、北朝鮮が真っ暗な写真

なんて、北朝鮮の人は見たことがないのだろうね。

火事だ!!

「火事です!火事です!近隣で火事が発生しました。避難してください。」というアナウンスが部屋中響き渡る。朝4時だぜ、寝ぼけているよな。室内に火がある様子がないわけで、なんだなんだということで、外に出たら、もう既に、何人かが飛び出している。マンションだからね。

外へ出ると「火事です。XX階で火事が発生しました。」というアナウンスだ。皆、自分の家の火事ではないから出てきてウロウロなわけで、そのうち、誰も出てこない一軒が判明した。その家の玄関でのアラームは「火事です!火事です!…..」というわけで、ここは自分の家からの出火というわけだ。火災報知器の検査のときのおなじみアナウンスだ。

住人に聞きまわった結果、異なったフロアの火事は、該当フロア名を付けたアナウンス、同じフロアでは「近隣で火事だ」ということになる。1Fの警備室では、「XXX室が火事です」と火元を伴ったアナウンスだった。当然だな。でも小規模マンションなので、どこの部屋が火事だ というアナウンスでもいいかとも思う。

セコムへの通報が4時5分、来たのが4時28分。20分以上もかかったのは、到着したセコムの職員が、他の場所へ通報で向かっているところだったから、ということだ。他の所は火事や緊急通報ではないので、うっちゃって優先順位の高い火事通報のところに来たということだ。

どうやら台風の雨風で戸建住宅での誤動作が頻発したらしい。

セコムから消防への通報は、セコムが火災発生を確認する、複数の火災報知器が反応するというような場合で、自動的には通報されないとのことだ。それなのに、消防車がセコムより早く到着した。セコムがなかなか来ないから誰かが消防に通報したらしい。

左上の軽とその上の車がセコムの車。右下が消防車。

消防士は、留守の家で、炎や煙がないから警報機の誤作動ではないのかということで、結局、鍵を壊して室内に入ることはなかった。窓に鍵がかかって無く、開けることができたからもし発火していたら匂いでわかるし、隣からベランダ越しに見ても炎はなかったからな。

んで、セコムがどこが悪いのかを検査したわけだが、(1)台風の強風と雨で、玄関のアラームシステムに水滴が入り誤作動した(下写真)(2)室内のセンサーの誤動作 のどちらかだろうということで、結論が出ず、警報装置の電源を落として6時におしまい。外出中の住人にはセコムから連絡がいっていて、該当住人が帰宅して、設備の点検、交換を実施するということになった。

玄関脇のセキュリティボックスを壁から取り外した写真。消防士の方が持っている。振った水滴が落ちてきた。

敬老の日で休日だったから、いいものの、眠たいぞ。

消防士とセコムのお兄さんが室内に入り、誤動作ということがわかったので、マンション外の路上で待機していた多くの住人には、拙ブログ管理人が「警報機の誤動作で火事ではないから戻って大丈夫」と大声で2Fから声を掛けた。誰もやらなかったし、そのころはホントの火事ではないと薄々分かっていただろうし、早朝でベッドに戻りたいだろうからね。

(1)火災報知器システムの中枢部分が玄関の外部にある(セコムのお兄さん談)というのは設計上おかしいのでは?室外にある装置に水がかかったら火事警報の誤動作というのはまずい。室外の装置は入力(鍵等のロックのセンサー)と出力(鍵がかかってないなどのアナウンスや火事などの非常サインLED)だけにすべきだ。水がかかったら火災警報など他の警報もでるのはまずい。

(2)理事長がマスターキーのあるキーボックスの鍵をもっているが、その使用規定がない、あるいは交代制の理事長が理解していない。非常時(定義する必要がある)に、理事長+誰かの立会で鍵を利用できるとしないとまずい。理事長が不在、事故のときは誰が開けることができるかの設定もない。理事長はマスターキーがあるといっていたが、どうやら違うのでは。最近は、理事長(会)が責任をとりきれないのでマスターキーとは共用部分のキーで、専有部(つまり各戸の部分)のマスターキーは無いのが普通らしい。そんなの気にしていなかったらから、情けないことに知らない。理事会のとき意見を言ってみるか。総会で再度説明してもらったほうがいい。

というわけで、休日早朝抜き打ち訓練を実施したということに、結果としてはなった。

問題点があぶり出されたわけだ。警報システムがセコムのお兄さんのいうような構成だったらまずいわけで、もしこの通りだったら全面的な交換になり金がかかる。

室外の装置のトラブルは室外装置だけに限局すべきで、火災報知が起動するのはまずい。ドアのロックがされているのにロックされていないとかいう警告が出るとかにしないと。ここに水がかかったら全館火災警報というのはあんまりだろ。設計方針が悪い。セコムなんて大手なんだからこんな設計になっているとは思えないけどね。

セコムの設計ミスなんだからセコムがなんとかしろと要求すべきだけど…..まだ仮定の話だ。

ストレスチェック

平成27年12月1日に公布された労働安全衛生法の改正で、事業者には労働者のストレスチェックを実施する義務がでてきた。

というわけで、アンケート形式のストレステストを実施した結果、拙ブログ管理者は;

ということになった。そうです、ノーテンキなあんたには何の心配もないよということです。そうなるように答えたからね。昔のホントにストレスがあって胃に穴が開くような時に、このアンケートにはどう答えただろうか。ノーテンキだからそれでもお天道さまのアイコンだったかもしれないな。

この結果は管理者(勤務先のね)にも届いて、もし、雨マークだったら何か処置をしてくれるんだろうか?事業者が実施するんだから情報は事業者にも届いているんだろうな。ちがった。

今回の制度で事業者の義務とされているのは、あくまで高ストレス者判定を受けた者で、かつご本人から面接指導の申出があった場合に、医師の面接指導を受けさせるというものです。
つまり、高ストレス者判定を受けた者以外からの面接指導の申出については、事業者として医師の面接指導を受けさせる義務は法令上はありません。

だそうな、

150人程度の企業でコストは10万円位だから必要経費としてさほど高くないんだな。うちの大学では教職員500名くらいだろうから20万円かからない。たいしたことないね。しかし費用対効果があるんだろうか。ストレスに打ちひしがれる方1名を見つけることができたらそれだけでもいいけどね。

あなたのアカウントは一時的に無効になっています

例によってフェイクメールなんだけど、昔から使っているメアドは、迷惑メールなど存在しない時代から使っていて、論文にも掲載されているメアドなんで、山ほどフェイクメールが来る。

veryfismembersacc3@verify-update-member.email
からと
jp.appleservice-idsmissinginformations34@vera-clod.com

から「あなたのアカウントは一時的に無効になっています」として、あたかもApple ID のアカウントであるかのように装って来た。

どちらも、メール本文には

ここでログイン
Case ID: JP-(662)(494)

とCase IDが同じだ。メアドと関連付けて送信しているようだ。

「ここでログイン」のURL は
http://x.co/6mgWW か http://x.co/servvic
になっている。どちらもなんだけど、接続できない。おもしろくないな。一時期は日本語メールのフェイクメールは日本語がおかしかったんだけど、最近は文法的に正しいメールがくる。日本人のだれかが協力しているんだよな。

[ 追記 ] 2017.08.23

こういう「Apple からの領収書です。」というフェイクメールも来た。accountservic8@melisagarden.netからである。

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というあたかもAppleのサイトのようなページが開く。このページにある、Mac とか iPad とかをクリックしてもどこにも飛ばないというかこのページが再びでてくる。このページはApple IDの管理という本来のAppleのページ丸写しなのだ。Appleの本来の「Apple IDの管理」のページをこのフェイクメールにしたがって同じブラウザ(Chrome)で開こうとすると空白のページになっちゃう。同じPCでも、違うブラウザ(Firefox)でhttps://appleid.apple.com/jp/を開くとまともに開ける。キャッシュとかをクリアしてもだめだ。とほほ。

一応議員なんだから、煽る記事は止めたほうが

全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長・日野市議会議員の池田としえ(利恵)という方がいて子宮頸がんワクチン接種被害を訴え接種に反対している。

2017.8.17 17時20分に見たtwitterの記事で

池田としえ(利恵)‏ @toshi2133 6時間6時間前
その他
池田としえ(利恵)さんがchiktan98をリツイートしました
トランプ大統領はアメリカ大統領になる前から、
「自閉症とワクチンは関連がある」とする発言をしていました。

トランプ大統領は当局が発表する「ワクチンと自閉症は関係ない」とする発表を信じていないのです。

隠されていたデータが続々と!
http://xn--n8jds6bzbxai9f4k.com/autism-vaccineはったつしょうがい.com/autism-vaccine

発達障害.com というブログを引用して、ワクチンが自閉症を誘発していると言いたいようだ。この池田議員が、子宮頸がんワクチン以外にもワクチンはすべて有害であると言っているのかどうかは知らないが、概して否定的であるのはこのtwitterでの発言からわかる。

しかし、日野市議員としてtwitter とはいえ、軽々に素性のわからんブログを引用するのはどうかと思わざるを得ない。引用している発達障害.comの「自閉症とワクチンの関係を暴露したトランプ大統領 2017年3月16日」という記事はひどいもので、横浜市衛生研究所より引用として、ワクチンに含まれる水銀化合物のチメロサールが自閉症を引き起こすとしている。

横浜市衛生研究所がそんなことを言うわけがないと、引用が書いてないので調べた。多分原典は「チメロサールとワクチンについて」で、たしかに、この発達障害.comブログに書いてあるような「Bernardらの仮説」を紹介している。しかし、その紹介のあとに、「米国の医学協議会(IOM)の結論(2004年)」の章で「チメロサールを含むワクチンの接種を受けることと自閉症との間の因果関係については、否認することが根拠によって支持される。」と書いてある。

現在はチメロサールと自閉症の関係は否定されているというのが常識だ。都合のいい部分だけを引用しているようなブログを、調べもしないでなんで引用するんだろ。池田日野市議員はともかくワクチンに副反応らしきものがあれば・なくてもあるかの如き意見を引用するわけで、冷静に議論できるような方ではないようですね。

ちなみに
Bernard S, Enayati A, Redwood L, Roger H, Binstock T. Autism: a novel form of mercury poisoning. Med Hypotheses. 2001 Apr;56(4):462-71. Review.
が最初のチメロサールー自閉症仮設の最初の論文で。2004年に米国科学アカデミーの医学協議会( Institution Of Medicine : IOM )が否定したわけですがBernard氏は
Blaxill MF, Redwood L, Bernard S. Thimerosal and autism? A plausible hypothesis that should not be dismissed. Med Hypotheses. 2004;62(5):788-94.
と反論していますが、その後は論文はないようです。相関は原因を示すものではないことの例ではないのでしょうか。

[ 追記 ] 2017.8.18

多分、この池田議員はワクチンの副反応について詳しいはずなので、チメロサールと自閉症の関係が否定されていること、あるいは麻疹、おたふくかぜ、風疹の新3種混合(MMR)ワクチンと自閉症に関係があるというAndrew Jeremy Wakefieldの論文がフェイクであり撤回されたこと という有名な話は知っているはず。横浜市衛生研究所の文書も結構有名なので読んでいるはず。にも関わらず、科学的リテラシーの低いトランプが言い出したといって、古いデマを撒き散らすということは、議員としてはあるまじき行為だと思う。

ルギアが出現した

こんな田舎の裏道なのに

ルギアが出現し、人が車で来て集まっている。若い人が多いけど、結構なおっさんもいた。

この写真では影になって見えないけど、赤丸の日の当たらないところに数人が集まっている。矢印のお兄さんは右端の車に乗って登場してきた。他の車も、ここに集まってきた人たちの車である。裏道/路地なんで普段は車なんか駐車していない場所だ。

どうやらこいつを倒すためには複数の人間が協力する必要があるらしく、掲示板とかに集合の合図が掲載され集まってくるようだ。ぽけもんGO攻略Wiki には

なんて書いてあるが、何言っているのかわからない。

こんなに集まらないと攻略できないのか。

ポケモンGOのアプリはインストールしてあるが、ほとんどやったことがないからよくわからない。意味もわからんのに、なにやってんだろ。夏休みだからな。

急性食塩中毒

毎日新聞によると1才児に食塩入りの液体を与えて急性食塩中毒で死亡させたという事件があったようだ。 保育士の資格もない無認可保育所所長が8月17日という暑い時期に1才児に食塩水を投与したところ急性食塩中毒になったらしい。

暑くて大量の汗をかくから、大人同様に塩分を与えねばと、よかれと思ったのかもしれない。乳児は、塩辛らくても拒否できないから多量の食塩を摂取させてしまったんだろうな。悪意・殺意があったかどうかはわからない。急性食塩中毒の知識があったとは思えないので殺意があったかは疑わしい。

食塩中毒など聞いたこともないことが簡単に起こり得るのかということで、計算してみた。

有効数字1桁の計算だ。

1才児の体重は9.3±0.9 kg だから9 kg だったとする。 公益財団法人 日本中毒情報センター によると、食塩のヒト推定致死量 0.5~5 g/kgあるいは1~3 g/kgで 、致死的ナトリウム血中濃度 185 mEq/L 以上だそうな。

体重 9 kg だから 0.5 /kg つまり 4.5 g〜 投与したら死ぬ可能性があるということだ。

正常なナトリウムの血中濃度は 135~148 mEq/L である。 140 mEq/Lとして計算する。致死濃度との差を求めると

185 mEq/Lー140 mEq/L=45 mEq/L  ということになる。

体重 9kg で乳児は体重の70%が水、30% が細胞外液(どんな教科書でも書いてある数値)とすると、細胞外液は 9x0.3= 2.7 kg となる。細胞外液の比重を1と仮定すると 2.7 L の細胞外液だ。血漿と細胞外液のナトリウム濃度は一致しているとする。 塩化ナトリウムは水にとけて全て乖離するとし、ナトリウムが2.7 L に 45 mEq/L 余計に溶けているとすると Nacl の分子量は 58.5 だから 58.5 X 0.045 x 2.7 = 7.1 g 余計に溶けていたということだ。 食塩小さじ1杯は 6 g ということだから、小さじ1杯強の食塩を飲ませた結果、致死濃度の185 mEq/L 以上になったということだろう。

食塩の溶解度は 約300 g/L(23%程度) だから7g の食塩は 23 ml の水に溶ける。海水が3%位だからかなり濃い。大人は飽和食塩水なんて飲めないだろう。

乳児に与える飲み物を作る場合、 20 ml とかの少量ではなく 100 ml 程度作るだろう。とすると小さじ数杯(30 g 程度)の食塩を、多分、溶けきれなくても気にしないで 作り、20~30 ml を与えたのではないだろうか。

乳児だから、塩辛くても拒否しない。その結果、6~9 g 程度経口投与したのではないだろうか。 簡単に作れるし投与できる。小さじ何杯かの食卓塩を水にとかして飲ませたわけだな。

乳幼児でもこの濃度の食塩水を口にいれたら嫌がるのではないだろうか?それでも強引に口の中に入れたんだろうな。嚥下反射は強力だから口の中に入ったら直ぐ飲み込むだろうし、症状が出てくるのは飲んだ食塩水が小腸に達してからだから、時間がそれなりにかかかる。

保育士になるため講義や実習でも、「塩分を与えるとしても濃い塩水を飲ませるな」なんて注意はされてないだろうね。 急性食塩中毒で検索すると、統合失調症患者とかチワワとかで、めったにない事件ですね。

しかし、乳幼児とか高齢者、認知症とかで、拒否できない方には意図も簡単に中毒にさせてしまうことができるようだ。意識のある方では、塩辛いから大量の水も同時に摂取するから中毒にならないだろう。結果として体重が増えるだけかも。だから単純に 0.5~5 g/kgと食塩の量だけで致死量としないで、availableな水の有無を考慮し、中毒かどうかはナトリウムの血中濃度で判断する必要がある。